俺はしがないプログラマー。
githubで50スターぐらいのしょぼいコードを置いているが、そんなプロジェクトには何の力も入れていない。プロジェクトと呼ぶのもおこがましいぐらいだ。
仕事ではとあるコンテンツの検索エンジンを作っているが、情報検索、推薦システム、クローラー、そういうのを開発するのもだいぶ慣れたのでなにか新しいことをやりたいなと思っているところだ。
リーナストーバルズが言っていたが、「一つのプロジェクトを30年継続するような、そういう人がこの世界には必要だ」らしい。Linuxという価値あるプロジェクトを持つ人はやはりいうことが違う。
しかし、Linuxレベルの価値のある何かを30年...それ俺にもできるんだろうか?
しかし社会からの需要があり、その需要が30年も続くようなものを、果たして俺程度が作れるのか。
そもそも需要というのはどこから生まれてくるのだろう、と思うことがある。
それは人に対する社会的信用であったり、あるいは偶然的に宣伝がうまく行ったということもある。
俺は日頃から「社会」が俺を評価していないと思うことが多い。そんな状態で、社会のためになる何かを作ることなど可能なのか。
「社会」が、俺のような人間を「弱者男性」といって差別・虐待している状態で、俺は本当に社会のために貢献したいと思えるのだろうか。
一体、弱者男性が作ったどんなプロジェクトであれば人々がサポートしようと思えるのか。
全てが虚しい。