『けいおん!』の大ヒットは衝撃的だった。
TBSしかまともに手を出していないマイナー雑誌がアニメの歴史を残すほど大ヒットしたのだ。
同時に、けいおんに限らず、まんがタイムきららに対する批判の声も大きかった。その中で一番聞く声がこうだった。
中身がない
少なくとも多くの人の癪に触ったのは間違いない。
たかが萌え4コマごときがここまでヒットしたとは思っても見なかっただろう。
コマ割りが単調な4コマ漫画、それもキャラにしか魅力がない萌え4コマに魅力があるはずがない。
多くの人がそう思っていたのだろう。
2022年秋、とあるジャンプ漫画原作アニメがきららアニメごときに負けるなんて夢にも思わなかっただろう。
世の中で最もヒットを生み出した高尚なジャンプ漫画が、中身がないはずだった低俗なきららの漫画に負けたのだ。
改めて聞いてみよう。
中身がないってどういうことなんだろう?
変に大きな文字を使う君みたいな存在のこと
きらら批判の常套句は「中身がない」とは、「強い物語性ではない」ということであり、そのこと自体が作品として低劣ということにはならない。 ある作品で、登場人物が死ぬとすれば...
おれ押井守映画大好きマン(主に実写)。 中身がない雰囲気だけの作品ってそれはそれで認められていいと思う。
そもそも、当時より少し前に流行してたラノベアニメやエロゲアニメにまともな中身はあったのだろうか
中身って言うか、起承転結とかだろ。 クライマックスになんかモンスターが出てきて倒すだけでも、やっぱあるかないかでカタルシスは違うよ。