奇跡的に全員参加できて、父母がずっと行きたいと言っていた国だったのもあってとても楽しかった
でもなんだか少し切なくなる旅行だった
両親と弟は一緒に住んでいるけど、自分は大学入学とともに上京し、卒業後は東京で働いて結婚もしたので全くの別世帯。
帰省しても地元の友人と遊んだりしてたので、1週間近く両親とずっと一緒なのは10年ぶりくらいだった。
技術職の父は以前はあんなにPC周りや機械周りに強かったのに、google mapを使いこなせないから私と弟が乗換や道案内をした。
ずっとバレーをやっていて体力に自信があった母は、すぐに「つかれた」と言ってホテルに帰りたがっていた。
きっと平均的な50代後半なんだろうとは思うし、他人だったら何も思わなかったと思う
でも私は両親の印象が10年近く前の40代後半で止まっていて、両親にすごく苛立ってしまう場面もあった
弟は普段から接しているからか慣れていたし、特段何も思っていないようだった
(両親は両親で、私の印象が高3で止まっていたようで、色々とできるようになっている私に驚いていたけど笑)
両親とは全く別の家庭を築いているんだなと実感したし、こうして徐々に親と疎遠になってしまうんだなと思った。
それと、弟はしばらく実家に住むようなので、両親に何かあった時は弟の指示に従おうとも思った。きっと私は両親の老いを受け入れるのに弟よりも時間がかかってしまうので。
なんだか色々と考えさせられる旅行だった。