2023-10-06

私にとっての鬼滅という作品

以前働いていたバイト先に、鬼滅の煉獄さん好きで

煉獄さんのストラップをいつもエプロンに付けてる40代主婦がいた。


その人の会話の内容は

・鬼滅5割

・家庭(主に旦那)の愚痴不登校の息子さんの愚痴1割

障害者(特に心の病気)の悪口1割

フェミ的(彼女フェミニストを自認)な話題1割

・その他2割

って感じだった。とにかく鬼滅が好きでお客さんにも鬼滅の話を振っていた。


彼女常連客の車椅子女性を見る度に悪口を言っていた。

邪魔だよね」「迷惑なの分かってないのかな」「溝に挟まって事故らないかな」といった酷いもの

また心の病気話題をする時は

発達障害とか本当に無いよね、キモすぎる」「社会に出てきて欲しくない、ぶっちゃけ迷惑

うつで体が動かないって甘えだよね。体の病気じゃないんだから(動かない)意味が分からない」

など心の病気馬鹿にしていた。

相模原の某障害者施設事件の事も、ここに書くのも嫌なような言葉肯定していた。

正直この人から離れたくてバイト辞めた部分もある。


つい最近になって、この人が好きだった鬼滅の刃を読んだ

ずっと鬼滅の鬼って鬼って種族だと思ってたけど、鬼は元人間だった。しかも否応なしに鬼にされた人がほとんどだった。

好きで鬼になったわけじゃない元人間なんだから、ただ倒すのでは無く、治療法や共存方法も考えてあげるべきじゃないかと思った。

そういった事を言い出すキャラが不自然なぐらいいなかったのも不気味だった。

人権とか戸籍とかも不明いくら少年漫画からって省いて良いとでも思っているのだろうか?

違う種族東京グールや約束のネバーランドでは共存方法ちゃんと考えてたのに。

あの人の差別意識に、鬼滅という作品思想フィットしたのかなとちょっと思った。


少なくとも私にとって鬼滅とは、選民思想差別思想肯定する作品だった。

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