最近Twitterで、全国のプリクラコーナーで堂々と行われている差別に関するツイートがバズっていましたね。
私も以前にここで記事を書きましたが、反応は大体予想通り。
何が差別で何が差別でないのか、理解していない人がほとんどという現状では仕方ないのかもしれませんが。
ただ、
「その人のアイデンティティ(性別や人種など)を理由に本来受けられるべきサービスを受ける権利を奪う」
ということの重大さを、ちゃんと認識している人の少なさには愕然としますね。
言い換えれば、どんなに努力しても、男性であるというだけでプリクラコーナーを利用するという権利が奪われていて、それが公然と認められているということですからね。
おそらく差別を受けている側ですら、そのことをちゃんと理解している人は少ないんじゃないかと思います。
性別ではなく人種に置き換えて考えてみれば、たぶん誰にでも、はっきりと重大さが理解できると思うんですが。
反応の一部には、「別にプリクラコーナーなんて利用しないから関係ない」といったものも多くありました。
確かに今回の件に限っていえば、プリクラをやらなければ関係ない。
しかし、こう言ったことが公然に認められるということは、他のことにも派生していく可能性があるということです。
女性の割合が多く人の集まる場所は、「女性の“安心”のため」という名目でいつ男性の利用が制限されてもおかしくないということです。
Twitterを見ているとわかりますが、見知らぬ男性がその場にいるというだけで不快感を露骨にあらわす人が大勢います。
なんの迷惑行為もしていないのに、不審者として警戒されることさえあります。
ほんと唯一許されてるのが女性様の男性差別