2023-06-22

anond:20230622221125

服が汚れたあたりから描き直した。

——————————-

娘が素直に服を脱いでくれるわけではないが、俺は少しだけ笑みを浮かべながら優しく声をかける。

「ほら、早く洗濯しないといけないんだ。お風呂に入ろうか?」

娘は微笑んで頷き、俺の手を取って浴室へと向かう。

お互いに慣れた手つきで娘の服を洗濯機に放り込むと、彼女の手を引いてお風呂場へと進む。

湯気の立ちこめる中、娘は幸せそうに湯船に浸かる。

洗濯機の音が聞こえなくなった頃、俺は娘に寄り添って座り、彼女の髪をやさしく洗い始めた。

この穏やかな時間が一番の息抜きだ。

娘との会話は少ないけれど、言葉以上に心が通じ合っているような気がする。

娘はお湯に包まれながら、笑顔を浮かべている。

彼女存在は、俺の生きる力だ。

「パパ、ありがとう

と娘が小さな声で言った。

それは娘が普段口にしない言葉だった。

嬉しさと共に、胸の奥がじんわりと温かくなった。

娘の知的障害私たち生活に様々な制約をもたらすが、それ以上に娘から受ける愛と幸せは計り知れない。

彼女が生まれたことで俺の人生は大きく変わった。

娘との時間を大切にし、彼女幸せになるように支えていく。それが俺の使命だ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん