若い頃良くあったみたいに「一つのことに深く嵌る」体験が無くなった。
音楽で言えば、一枚のアルバムに夢中になって聴き込み、ディスコグラフィーを調べ、インタビューを読み、脳に音楽を染み込ませるような体験。
きっと、色んな音楽を聴く中で、あらゆるものが相対化されて、深く潜る必要が無くなってしまった。潜ったところにあるものが予期できる(と思い込む)ようになっている。
若い時は狭く深く、歳を取ると浅く広くなったという感じか。
Permalink | 記事への反応(0) | 04:45
ツイートシェア