気が付けば仕事に影響が出るほどポルノ依存とオナニー依存が深刻になっていた。
ほぼ毎日、朝晩の日課になっていて、ポルノサイトを閲覧している時間を含めると毎日1~2時間は溶かされていた。休日ともなれば半日はつぶれた。
夜だけでなく朝も見るようになっていて、事態の深刻さに気が付いた。まずは異常なオナニーを減らしたい。
お気に入りの動画を収集したメディアやオナニーグッズを収納するロッカーにタイマー付きの鍵をかけた。
鍵はいったんかけると、自分では絶対にロックを解除ができないものを選んだ。
99時間まで設定ができるもので、とりあえず48時間~72時間あたりで設定して鍵をかけたら、オナニーの頻度は減った。
しかし、鍵が開く日を心待ちにしている自分がいた。オナニーを我慢している、という状態のストレスからか、ポルノサイト閲覧が以前にも増して盛んになった。
これは、いけない、と気が付いて、ウェブサイト閲覧を制限するセルフフィルタリングの方法を探した。
自分用のコンテンツブロッカーを探したところ、まさに時間泥棒になるサイトやアプリの使用を制限してくれるアプリが見つかった。
意思が弱い人を想定した、かゆいところに手が届く仕様になっており、無料お試しを経ずに即購入して使用を開始した。もはやお金をケチっている場合じゃない。