← これはあやしいなあ。
例えば全国の方言のアクセントパターンの分布を見てみると、西日本も含めて全国的には東京式アクセントの方言が圧倒的に多くて、近畿地方の京阪式アクセントだけが方言の島のように存在している。これって昔の日本語は東京式アクセントであった所へ後から入って来た集団が近畿地方にもたらした言語の影響が残っていると見るのが自然なのでは?(日本書紀の世界だね)
さらに言うと、出雲や十津川はその京阪式アクセントの地域の中にさらに島のように残った非京阪式で東京式寄りのアクセントパターンの方言のようだから、京阪式アクセントに塗りつぶされずに残った昔の(原日本語の?)名残とも考えられる。両方とも東日本の方言みたいなアクセントでしょ。(ついでに言うと、この見方って伝承とも一致するし)
柳田國男「蝸牛考!蝸牛考!蝸牛考!竜巻旋風脚!」
方言周圏論? まあそうなんだけどね。
竜巻旋風脚よりそっちの方がいいね 訂正しとく
訂正しなくていいよ 竜巻旋風脚→タタタタタンタータタ! 方言周圏論→タータンタータンタン! 全然違うよね
周圏論って割とトンデモだと聞いたけどそんなことはないの?
そんなこたあない。ちゃんと周辺部に古い語彙や表現が残る傾向は見られるよ。ただ全てを周圏論では説明できないというだけ。