2023-03-31

今日人間の振りをする

友人の話を聞くのが苦痛

こんな自分を輪の中に入れてくれる稀有相手だというのに、その話を聞くのが苦痛で仕方がない

友人が話すことに、まったく共感できない

「あっそ、それで?」と内心思ってしま

他人感情、思い、願い

そういったものに関心を持てない、そういう特性なのだそうだ

社会」というのは、人間進化過程で獲得したものである

肉体機能でもなく、道具使用でもなく、環境を調整するための大きな武器の一つであるらしい

その恩恵に与っておきながら、私は他者共感ができない

私の世界には、私しかいない

相手を見ているようで、自分を見ているだけだから

から最後最後になって私の周りには誰もいなくなってしま

ゾッとする、こんな自分自身に、こんな人生

このままずっと生きていくのかと思うと

未来に耐えきれなくなっても、人生は続く

我々の精神なんかとは比にならないほど、現実や肉体は強い存在強度を誇る

生かされているのだ、端的に言えば

土台じたばたしても詮方ないことなのだ

認めたくないと何度繰り返したところで、何も変わりはしない

ただただ、今日も気分が悪い

吐き気のする我が人生が早く終わることを願うまでである

――「あらゆる流れから取り残されてしまった末代の私」


過去自分言葉が、予言のように、呪いのように積み重なっていく

から、せめて迷惑をかけないように

相手に合わせ、感情の伴わない言葉と表情を誂えて

隣で相手が笑っているうちにできた事は沢山あったハズだ

失敗したってちょっと恥かけばすんだチャンスを

くだらないプライドを守るために全部消費したんだ

終わってから気が付いた事は「わかってた」事にはならないよ

もう遅い 今から君にできる事は新しい出会いの準備

それができないなら 独りで生きる準備だ

きづきあきら・サトウナンキ「メイド諸君!



恋愛がしたいわけではない、結婚がしたいわけではない

自分自身に、何の価値もないと思っているから、他者にその担保をして欲しいだけに過ぎないんだろう

自分存在している意義を、居る意味を、存在必要性

結婚は勢いでするものだ」と言うようだけど、私は違うと思っている

恋愛結婚というのは、共依存的な色彩によって後押しされるものなんじゃないか

それは、もしかすると性欲よりも強いのかも知れない

生きていくことは正気ではできないから、それぞれが個別神様宗教教義でっちあげる

「互いを互いの存在意義とする」というのも、そうした思考停止の一つだ

他人迷惑をかけたくない」「これ以上不幸な人間を増やしたくない」と、反出生主義を唱えるくらいなら

そこまで潔癖になるんなら、今すぐ死ねばいいだけの話なのだ

私は、私の遺伝子を根絶やしにしたい気分になることがある

このクズ遺伝子が、罷り間違って後世に残るようになってしまうこと程、罪深いことはないと思うのだ

の子供が、この世に“理不尽に産み落とされ”地獄に落とされるのを赦してはならない

私の汚濁のような欲望のために、不幸な人間をこの世に生産してはならない

「生まれたことが間違いだった」と思うような人生を送らせる訳にはいかない

――「自分の自我にしか興味のない私は何に“生きて”いるのか」


ポルナレフ 人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?

人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」

名声を手に入れたり人を支配したり金儲けをするのも安心するためだ

結婚したり 友人を作ったりするもの安心するためだ

人の単に役立つだとか愛と平和のためにだとか

全て自分安心させるためだ

安心を求めること事こそ人間目的

荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険 27巻」



全ての女は、宮崎駿にとっては、グランママーレと同じなんです。

「全ての女はグランママーレと同じように怖く、得体がしれなく、でも、強くて美して、男は敵わない。

から、一度好きになってしまったら、一生死ぬまで振り回される。それが女である」というのが、宮崎駿がこの映画の中で語っている、「女とは何か?」という考え方なんですよ。

岡田斗司夫「『崖の上のポニョ』を精神分析する〜宮崎駿という病」


 生きることだけが大事である、ということ。たったこれだけのことが、わかっていない。本当は、分るとか、分らんという問題じゃない。生きるか、死ぬか、二つしか、ありやせぬ。おまけに、死ぬ方は、たゞなくなるだけで、何もないだけのことじゃないか。生きてみせ、やりぬいてみせ、戦いぬいてみなければならぬ。いつでも、死ねる。そんな、つまらんことをやるな。いつでも出来ることなんか、やるもんじゃないよ。

 死ぬ時は、たゞ無に帰するのみであるという、このツツマシイ人間まこと義務に忠実でなければならぬ。私は、これを、人間義務とみるのである。生きているだけが人間で、あとは、たゞ白骨、否、無である。そして、ただ、生きることのみを知ることによって、正義真実が、生れる。生と死を論ずる宗教だの哲学などに、正義も、真理もありはせぬ。あれは、オモチャだ。

 然し、生きていると、疲れるね。かく言う私も、時に、無に帰そうと思う時が、あるですよ。戦いぬく、言うは易く、疲れるね。然し、度胸は、きめている。是が非でも、生きる時間を、生きぬくよ。そして、戦うよ。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以外に、勝負など、ありやせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。たゞ、負けないのだ。

 勝とうなんて、思っちゃ、いけない。勝てる筈が、ないじゃないか。誰に、何者に、勝つつもりなんだ。

 時間というものを、無限と見ては、いけないのである。そんな大ゲサな、子供の夢みたいなことを、本気に考えてはいけない。時間というものは、自分が生れてから死ぬまでの間です。

 大ゲサすぎたのだ。限度。学問とは、限度の発見にあるのだよ。大ゲサなのは子供夢想で、学問じゃないのです。

坂口安吾不良少年キリスト

@Gesu_Masuda

記事への反応 -
  • 私は良く友人と話す 「結婚はしない」 「ネットとPCと、休日のオナニーと、お前らがいれば良い」 「仕事が楽しい、やっていることには挑戦し甲斐がある」 では、私の20年後には何が...

    • 友人の話を聞くのが苦痛だ こんな自分を輪の中に入れてくれる稀有な相手だというのに、その話を聞くのが苦痛で仕方がない 友人が話すことに、まったく共感できない 「あっそ、それ...

      • かんがえすぎちゃうか? んなもん、しぬときにかんがえたらええことやん

        • 今が辛いんだから、そんなことを言われてもしょうがない 思考停止できるほど器用にできているなら、そもそもがこんなに苦しまない

          • はやく回路を組み変えるんだ!

            • 組み替えられるんなら、こんなに幸せなことはない もっとささやかで安全な事で報酬系が満たせるようになるのなら、この世の不幸は全てなくなる 依存症や人間関係で悩む人間もいなく...

    • やかましいわ 死んどけ自意識過剰野郎

    • 以前の記事で書いた事が自分にも体験された、今日だった 満員電車で、異性と(不可抗力で)触れ合ったというだけであったけれど たったそれだけで、自分にとっては大きな気づきだった ...

    • 今更ながら、これに追記 というより、まさか赤卵が同じことを考えていたとは思わなかったという発見 http://grndsrbt.blog52.fc2.com/blog-entry-85.html

    • ◯◯してほしいはわかったけど逆に誰かを愛したい、許したい、受け入れたいと思ったことはないんだな これは誰とも関わらないが吉

      • 追記 https://anond.hatelabo.jp/20220224213544 ◯◯してほしいはわかったけど逆に誰かを愛したい、許したい、受け入れたいと思ったことはないんだな これは誰とも関わらないが吉 https://anond.ha...

    • https://anond.hatelabo.jp/20170828205222 あれから5年だ 滑るように時が経った 結局のところ、どんなに人と触れ合っても何の意味もなかった 本当の意味で他人に興味を持つことができなかった ...

      • 5年経っても何も変わらないってすごいね

      • 男性なの?

      • 本当に他人に冷めてる人って他者からの評価は気にならないと思うんですよ。どうでもいいから。 自分がどう思われてるか気になる、否定されたくないっていうのは(自分をプラスに評...

      • 自分にしか興味がないと言うけど、本当のところは他者との比較の中で、本当は価値がない自分を発見してしまうのが怖いのかもなー。

      • 高藤仙道をおやりなさい。

      • 文章が上手くて教養がありそうな感じがいいなぁ、と思うけど 自分にはこんな文才ないや

      • はぇ~(はなほじ)

      • 少なくとも俺には5年前の記事よりこの記事のほうが俺には刺さった。少し鳥肌が立つ程度に 5年前と比べて文章力が上がってんのかどうかは知らんがこの記事のほうが面白かった 共感...

      • でもこういう人(男性に多い)って自分自身の一部である体にもさほど興味ないんだよね 健康診断でDでても医者にいかなかったり なにたべてもまずくなっても医者にいかなかったり ...

      • 気持ちはとても分かる。 俺は同じ状況から「どこにも行けない自分のような人でさえ生きていけてしまうこの世界は、もしかしたら素晴らしいのかもしれない」と少し思うようになって...

      • 少なくとも俺には5年前の記事よりこの記事のほうが俺には刺さった。少し鳥肌が立つ程度に 5年前と比べて文章力が上がってんのかどうかは知らんがこの記事のほうが面白かった 共感...

      • ――それは、ブラックホールの誕生に似ている。 星は自分の重力のあまりの強さに その身をつぶしてしまう だが、広い宇宙の中では たいしたことではない ――戸田誠二「しあ...

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