30年以上前の話です、
内容もアレンジしてあるので「小説」と思ってください。
ある日、知人Aから会社運営の資金が底をつき、
株式を買い取って欲しいとの申し出。
あまり親しくない人でしたが、
少しは儲かるかなと思ったのもあったのか、
言い値で引き受けました。
いざ、資金を手にして会社が回り始めると、
妻が「騙された」と怒っているから、
なかったことにする、、と、、。
そこまで言うなら争うのも嫌なので、
株式対価は時価ではなく出資額でいいから返してと、。
で、返却時期はずいぶん先の日程で契約。
約束の期日にお金の返済はゼロ、、音信もゼロ、、
やっぱりな、、
催促してもトラブルになるからそのまま放置。
それで終わらせたつもりでした、、。
ところが10年ほど経って、
酒席で友人Bから、
Aが随分とお前の悪口を言って非常に恨まれてるよ、、。
お前のせいで会社も潰されて離婚もして、
家のローンも家族関係も崩壊したと。
私は言い訳するには、
その手の経験を充分にしていたのか、
ため息で返事を終わらせて、
話題を変えて、
酒を飲み続けました。
一番迷惑をかけられた人から一番恨まれる、
よくある事です。
甘え魔と我慢魔の追っかけっこ、
際限の無いラットレースへの参加や撤退は自分で決められる。
反省点は多いね!
Permalink | 記事への反応(1) | 12:16
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少なくとも数百万単位の話だと思うが、随分とゆるいなあ Aのためにももっときっちりすべきだったと思うが Aには全く同情せんけどさ