「結婚できない奴は哀れな負け組! 遺伝子を残すこともできはい劣等種!」みたいな一昔前の風潮は人々を結婚に駆り立てて少子化を遠ざけることに役に立っていたのだろうけど、その副作用として「独身者は可哀想な存在」という価値観を強烈に残してしまった。
そして、有用な人間のために恵まれない人間を剪定するようなことが許されなくなった人権観の進んだ現代社会では、そこから「哀れな独身者から税を搾り取り、それを幸福な既婚者にバラ撒くとは何事だ!」という意識が生まれた。
それが子育て支援にイマイチ本気でリソースが割かれない遠因になっているように思う。
Permalink | 記事への反応(1) | 21:12
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男性限定だったり白人限定の支援をする時に熾烈な反対が起きがちだけど、それと似たことが子持ち層支援でも見られるようになった。