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マクドナルドでオッサンがキレている

（おそらくクレーマー）

ドライブスルーの前でおっさんに怒鳴られる店員の構図である

（そういえば同じマクドで過去にでキレてるおっさんが

撮られてるのYouutbeに投稿されてるのみたな、同一人物かな）

その動画のように店員さんの手助けに動画でも撮影しておくか

警察になんか人相とか伝える時に力になるだろう

（これがすべての間違いの始まり）

とよく考えずクレーマーを撮影

すると真後ろにおっさんの奥さんらしきおばちゃんが

「なにしてんの！あんた、撮られるで！」

おっさんのヘイトがこちらへ向かう

「お前何撮ってんだ！」

あまりの気迫に気圧される

おっさん「動画を消せや！」

俺は動画をさっと削除する、ヘタレだ

（こういう行為は初めてだが世の中のクレーマー撮影者は

かなり隠密撮影スキルが高いんだなと余計な実体験ができた

そうだよな、普通に考えて撮影がバレればヘイトが向く）

相手はまだ「動画を削除せい！」と憤ってる

おっさんがこちらにカメラを向け撮ろうとする

（もしかして削除したの気付いてない？）

おっさんが「盗撮や、警察呼んで！」と店員さんに詰め寄る

半べそになりながら店員さんが警察に話している

(あ～盗撮…になるの、か…？別にSNSに晒す目的じゃなく

警察に状況証拠渡す目的でも部外者の撮影は駄目だったかな。

たしか電車内で痴漢対策で自分を撮影するのはOK

とかあったからこういうのもいけるとおもったんだけど。

後で調べてみよう）

撮影は完全に余計なお世話だったか…

新年から警察のお世話になるのかなぁ

と焦りながらもどこか落ち着いて感傷に浸る

店員さんのためによかれとおもったが

このままだと自分だけが悪いことになるので

さっと自転車に走って逃げる、フリ。軽めに走っている

おっさんが思いっきり襟首をつかんで引っ張る、とりあえず

暴行罪が成り立つので5：5になるかな、さてここからどうしよう

「自分は手出してませんよ、でも襟首思いっきり引っ張るのは

暴行罪が成り立ちます」

おっさんはとりあえず手を止めてくれたので誤解を解くのを先決する

おっさん「動画を消せやまず！」

（あ、相手は動画を削除してないと思ってる、とりあえず対話だ）

「いや動画削除しましたけど」と言ったら

おっさんの奥さんらしきおばちゃんが登場

「携帯見せて」

俺、大人しく携帯を出し一緒にみる

クレーマーのおっさんとおばちゃんと俺で携帯の写真を閲覧

おばちゃん「ここ、ここ、これが最新のやつ」

俺「あ、これですね、でも削除してますね、なくなってます」

おばちゃん「それな、ゴミ箱にあるで」

優しい口調で教えてくれる（やさしい）

なるほど、ただ削除しただけでは完全に削除されず

ゴミ箱に移動された動画をさらに削除することで

完全に削除されるようだった

（しかしおばちゃん手慣れている、よくあることなのか？）

こんな変な状況で携帯の知識を教わってしまった

ゴミ箱を開くところでパスワード入力

俺、気まずそうにスマホを傾ける

クレーマーおっさん「そこはみいへんで」

そういうとこ気づかえるのになんでクレーム入れてるんだろう

（クレーム内容は気になるが、結局知れずじまいで終わる）

ゴミ箱の中にある動画が完全に削除されるのを

クレーマーのオッサンとおばちゃんに見られながら

動画を完全に削除するのを確認するとおっさんたちは帰っていく

警察に電話をしていた女店員さん「あの、なんか、帰っちゃ…

終わっちゃいました、すいません」と警察に

完全に半べそというか泣いている。

警察に電話しろとおっさんに怒鳴られた時に泣いた涙か

だとしたらこの涙の原因は完全に俺にある、辛い

そして残された俺の目の前には一部始終を見ていた若人二人

まだ混乱していた俺はクレーマーの関係者かと思い

「えと、さっきの人と関係がある…ますか？」と聞き返すが

「いや、全然」

もう一人の若人が半べその店員を慰めている

「店員さん大丈夫？」

「君、そういうことしたら駄目だろ」

クレーマーの一人として見られているのか

それともそれを撮影した行為を咎められているのか

どちらにせよ完全に自分の行動は裏目に出ているのは実感できた

（俺は何をやってるんだろう）

ひどく惨めになった

女店員さん「すいません（邪魔なので）帰って下さい」

泣きながら言われる、たしかに自分は完全に邪魔者である

クレーマーの対処だけすればいいのに

新たな火種を持ってきただけだった

「あー………注文してるんですけど」

言ってて自分は空気を読んだほうが良いと思った

注文を受け取りLINEを見ているとさっきのおっさんが

こちらを見ているのが傍目でわかる

ちかづいてきた…！

「○○○○○～」

なんか言ってるが聞き取れなかった、その声から

怒りは感じないので怒ってる様子ではない

俺は気になったクレーム内容について触れてみる

「あの店員がなんかしたんですか、めちゃくちゃ怒鳴ってましたけど

あんまり強く言って…」

言葉を遮るようにクレーマーのおっちゃんが返事する

「あの人（女性店員）じゃない、別の店員や」

俺に対するイライラはないが別の店員にまだイライラしている様子

そう言うとおっさんは店員のところへ行く

まだクレームは続くようだ…

俺も完全に蛇足だしもういいやと帰路

余計なことをした

無駄な正義感や、好奇心で動くものではないということを学んだ

やぶ蛇だ

中国では車にひかれた人を「助けた人」が訴えられたりするらしい

余計なことに首を突っ込まず目立たず生きたほうが長生きする

今年の抱負

”傍観者”になろう

PS.

そういえば商品受け渡しまでの間の時間にラグがあるし

そのあいだに自転車の写真（防犯シール）とか近寄ってくる前に

自分を隠し撮りされてたりするかな？

「盗撮だ！警察だ！」というくらいだからそういうことはしないか…？

いやでもクレーマーだしそういうことやりそうだな、と後から思ったが

気にするだけ無意味だと思ったので考えるのをやめた。

Permalink | 記事への反応(3) | 10:26

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