それって詭弁ですよと真っ向から「どこで論点のすり替えを相手がしたか」を問い詰めていくってのは、そもそも「論点のすり替えをするのが悪いことである」と学んでいない人には通用しない。
そして日本っていう国にはまだまだその「詭弁はせいぜい言葉遊び以上の価値がない」というコトの理解が進んでいない。
全くそのことを理解できていない人たちも大勢いて、「え?議論ってそもそも屁理屈合戦じゃないの?」みたいに考えてしまっている人も少なくない。
そういう人に一から説明するのは完全に無駄なので相手にしないのが本来であれば正解なんだが……相手にしなかった場合は勝手に勝利宣言かました挙げ句関係各所に「じゃあそういう方向になったんで。皆了解取れてますから」と言いふらしかねない。
身内の中だけで済む分には「あの人っていつもこうなんですよね~~」で終わりに出来るが、よその組織まで波及すると「オタクの所の人間が確かにそう発言してるんですけどね」と言われてしまうとこっちとしても責任を持たないわけにはいかなくなる。
究極の解決策としては自分も詭弁力を鍛えまくって詭弁合戦では引き分けに持っていき、その上で詭弁禁止のルールが敷かれた議論が始まるように仕向けるぐらいしかない。