2022-12-22

anond:20221222213834

放課後になったので、俺たちは早速校門へと向かった。そこにはすでに佐藤さんの姿が。

佐藤さんこんにちわ〜」

「やぁ2人とも、わざわざ来てもらって悪いね

「いえ、全然大丈夫ですよ!それで、今日は何をするんですか?」

「それは着いてからのお楽しみさ」

へぇ、それは期待できますね!」

「あぁ、きっと満足できると思うよ。さて、じゃあ行こうか」

3人で歩き始めてしばらくすると、目的地に着いたのか、佐藤さんが立ち止まった。

「ここが増田部の拠点だよ」

佐藤さんが突然意味不明なことをいい出した。

「え?佐藤さん、まさか増田部に入るつもりなんですか?」

「ごめんね、部長さんに頼まれたから仕方がないんだ」

「あ、なるほど……。そういうことだったんですね」

「え?どういうこと?」

「つまり私たち変人に目をつけられたように、今度は佐藤さんが変人に目を付けられたってことだよ」

「えぇ!?マジすか!?

するとあの頭のおかしい女が、こちらに向かって歩いてきた。

「あら?あなたたち、いつの間に仲良くなったの?」

「あ、部長さん!この人は私の友達なんです。さっきそこで偶然会って、ちょっとだけおしゃべりしてたんですよ」

「ふ~ん、そうなの。まぁいいわ。それより、早く入りましょう」

「おい佐藤さんまで巻き込むんじゃねぇよ!あんた1人で勝手にやってろ!!」

「何言ってるのよ。増田部のアイディア佐藤さんが考えてくれたものなんだから彼女にも参加してもらうのは当然じゃない」

「えぇ!?そうなの?」

「うぅ……そんなぁ……」

こうして俺たちは、拠点の中へと入っていった。

記事への反応 -
  • 「今ここに!増田部を発足します!!!」 「は?」 「え?なに?」 「どうしたの?急に」 この女、気でも狂ったのか? 「え、いや、だから増田部。私が部長で君たちが部員ね。うん決...

    • 翌日。 いつものように登校すると、教室内が何やら騒ついていた。 「ねぇ、なんかあったのかな?」 「さぁ?でも何かおかしいよね。みんなそわそわしてるっていうかさ」 「あ、キョ...

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        • 「さぁ、とりあえず座ってくれ。今お茶を用意するから」 そう言われて、俺たちは椅子に腰掛けた。 「ねぇキョーコちゃん、これってもしかして、かなりヤバい状況になってるんじゃな...

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