2022-12-08

科学的に解決できない物事があると理解できない低IQ

猿がどういう発想で生きているかトレースしてみよう。

「敵の言うことは間違っている」「味方が言うことは正しい」

このロジックを使って、敵が真に正しいことを言うとどうなるか。

区別のために、「真に正しい」を「誰がどう思うかは関係なく正しい物事」と定義する。

敵「Xである。なぜならY」

この場合、「敵が言うことは間違っている」と思っているので、

「Xではない。仮にXだとしてもYが原因ではない。仮にYが原因と言えるとしてもエビデンスがない」

集団が考える。ここで、

「Yが原因でXが生じているというエビデンスZが存在する」

と主張すると、

と言い始める。

ここで政治が働く。相反する情報を「正しい」と言い始めたら、「どちらが真に正しいのか」をパワーで解決するしかなくなる。

「真に正しい」ことがパワーで決まると考える勢力のことを「社会構築主義者」という。

ただ「Xより重要なWが存在する」というロジックこそが、つまり社会構築主義正当化できる理由の一つである

というのも、XであるエビデンスZと、WであるエビデンスVがあるなら、両方とも「科学的」であり、どちらか一方が非科学であるということではない。

XとWのどちらを取りますか?という投票をやっているのである

一度この「投票」の考えを理解したら、「どちらが正しいという話ではなく、どちらが好きかという話」でしかないという事実に気がつくので、「政治に関わりたくない」と言う人のことをもっと理解することができるようになるだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん