2022-10-19

推しが出てれば100点ゾンビ」嫌いすぎる

公開中の映画感想Twitter検索する。

その映画世間的にはつまんねえ駄作扱いされており、Twitter感想も否の意見大勢を占めている。

そんな中「とても良い作品でした!」と映画を褒めるツイートが目に入る。

世の中でクソ作品扱いされているものについて「自分はこういうところが気に入った」という意見を見るのが好きだ。

様々な感性を持つ個人作品を見た結果様々に出力される感想が見たいがために他人感想ツイート検索して読んでいる。

どれどれこの人はこの映画のどんなところを好きと感じたのだろうとツイートを読んでも具体的な内容のないふわっとした「良かった!」しか読み取れない。

そこでプロフィールに目を移すと「(その映画の主演俳優)くん推しです!」とか書いてある。

クッッッッッッソでかいため息が出る。

別に具体的な内容のないふわふわした映画感想を書くなとは思ってない。中身のない感想他人に読ませる前提で書いてないよくわからん感想も気にならない。

ソ映画を褒めるなとも思ってない。既に書いたようにそういう感想はむしろ好き。気に入らないのはそこじゃない。

こういう奴は推し作品に起用されたその時点で作品に100点満点を付けている。

実際に観に行った内容が面白かろうがつまらなかろうが関係ない。「良かった!」とツイートすることは観る前から決まっている。

というかどんな内容のものを出されても「面白い!」と感じるようになっている。

推しを起用してくれたスタッフは最高にセンスが良くて最高にいい人達から

自分の子供がお絵かきした絵を見せてきたらそれがどんなに稚拙だろうが素晴らしくて愛しいものに映るだろう。

絵の内容ではなく子供が愛しいからそう感じるのだ。

それと一緒。「推しを起用してくれた」事実はそこまで関係者への好感度を上げ作品へのハードルを下げる。

こういう奴らの作品の内容なんて見てもいない薄っぺら言葉が嫌いすぎる。どんな入力をしても同じ出力。ゾンビしか言いようがない。

推しが好きなだけなら素直に「推しがかっこよかったので100点です!!」って言っときゃ気にならないのに「関係者への感謝」のために作品全体を褒めるんだよな。

推しが出てるかどうかとは関係なく内容が良かったと感じた可能性もあるだろうって?

んなわきゃねえんだよこういう奴のツイート遡って見てみると推しが絡むことには不自然なくらい100%ポジティブな褒めツイートしかしてないから。

観る前からベタ褒めツイートする選択肢しか存在してない。

それがこいつらの「推し活」だから推しに関わってくれた人達感謝を捧げ、100点だと持ち上げ、褒めてそれを発信する。

そうすることで推し評価が上がり次の起用に繋がる。これが推しのためになると信じているので推し肯定的に関わってくれた全てを全肯定する。


別に映画感想パブサしてる最中に引っかかってくる推しゾンビツイートなんてそれだけなら大した問題じゃない。

でも今はインターネットを歩いていればありとあらゆる場所推しゾンビの群れにぶち当たる。

推しCMに起用された商品はそれだけで素晴らしいものだ。そう確信したゾンビポジティブ発信が溢れかえる商品使用感などの参考には全くならない。

ゾンビ達は推しを起用してくれたお礼のために積極的商品を褒める発言を繰り返す。

使う前から100点であることが決まっている奴の何の中身もない言葉普通消費者の素朴な感想は埋もれていく。

何が嫌ってゾンビ達ってその商品宣伝してくるんだよな。

とても良い商品です!おすすめです!!みたいなこと言ってるけどさ

おすすめ理由商品の良さじゃなくて推しが関わってるからってそんなんステマと似たようなもんだろ。

貰ってるものが金の代わりに推しの出番ってだけじゃねえか。「おすすめ」の信頼性の低さは金貰って宣伝してる奴と同レベルだよ。下らねえ。


SNSはもともとノイズだらけだし誰が何を書こうが自由だしどんな理由作品商品を好きになろうが自由

こちらには何ら止める権利がない。止めろとも言わない。個人の発信なんて思い思いに好きなこと書けばいい。

ただただ自分がこういう奴らがめちゃくちゃに嫌い超絶嫌いで嫌いで嫌いというだけ。

あと映画感想を呟いた時別に主演を褒めたわけでもないのにいいね爆撃してきたり

作品名)を褒めてくださってありがとうございます!みたいなどこから目線だよっていう引用リツイートしたりする奴ら

推し好感度上げたくてやってるんだろうけどこっちはお前らのおかげでお前の推しのことどんどん嫌いになってるよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん