2022-09-30

40歳になってやっと多少はまともに仕事ができるようになってきた

知識経験が全体としてそれなりに意味を持った繋がりになってきて、未知の問題が来たとしてもどのくらいの労力で何が実現できるか自信を持って想像がつくようになってきた。業界に入っておよそ10年。やっぱり凡人は10年かかるんだな。30歳の時点で今くらいの境地に到達していたなら子供を持つこともやぶさかでは無かったと思うけど、現実は全く違ったなあ。

から見れば、30歳の頃の俺はカスしか言いようがない実力だった。あの時点で子供を持ってリソースをそっちに割いていたら(結婚はしていた)、今のレベルにはとても至れずもっとずっと低い段階で止まって、どうにか誤魔化したしょうもない仕事をしていただろうなと思う。

「30歳までにxxができなかったのならお前の才能はその程度なんだから足るを知ってさっさと家庭を築け」みたいなことを言ってくる奴は当時もいたが、結果から言えばあの手の言説は完全に嘘っぱちだった。おそらく嘘だろうなと当時も思っていたから今に至るのだが。

まだまだできないことは沢山あるけど、俺の能力はこれからも伸びていくだろうなという実感がある。まあこの歳までやっても全然ダメだった苦手分野もいっぱいあるけども。

いずれにしても結局のところ、相当なもの初めから持って生まれ人間でない限り、あれもこれもと全てを手に入れることはできないのだなと思う。どちらもとろうとすると、どちらも極めて中途半端な形で終わるだろうなと思う。それはそれで「全てを手に入れて」はいるのかもしれないけど。

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