2022-09-04

anond:20220904125106

それは正しさの問題ではなく可能かどうかの問題だし、そもそも元々の投稿で言われていた「生物としての正しさ」という文脈で通常想定される話とは完全に別でしょう

現在科学技術で「男同士で子供を産もうね」とか「90歳で子供を産もう」とか言うのは無理だと誰もがわかっていて、さっきの多数派の話もそうだけど今回の話でそういう例を持ってくるのは単なる詭弁だと思う

まりに極端な例で話すのは意味がないのでもう少しだけ緩やかにして、通常想定されうると思われる一例として「高齢出産生物として正しいのか」だけ考える

自分の書いた増田でも既に触れたように、個体数の最大化を目的とするならば短期的な視点からはとにかく若いから連続して出産し続けるのがベストだろうと俺も思うが、現状の発展した社会を維持するという意味では(昔と違って子供が容易には死ななくなったので)昔と同数の出産をすると人口が爆発してエネルギー食糧が足りなくなる なので長期的な視点では必ずしも最大数の子供を産むことが正しいわけではない

それに高度な文化を維持しようと思えばある程度の年齢までは出産育児に煩わされず教育を受ける必要もあるだろうし、出産時の安全性教育労働力との兼ね合いで社会的にも個体的にも出産の適齢みたいなものはある程度高くなってしまう 例えば14歳出産した人が今の社会で生きていくのは30歳までキャリアを積んで出産した人よりも一般に厳しいことが予想されるのでその子孫がより良い条件で生活できる可能性は低くなってしまう その上で早期に出産することが必ずしも正しいと呼ぶべきかどうかは人による

あと40歳近くになって出産したりするのは現在でもリスキーだしもう少し早く出産するべきだと俺も思うが、それは危険性の問題だ 正しさの問題ではない

生物として正しくないという人は、例えば50歳でも安全出産できる技術が開発されたら出産可能数をさらに上げることができるが、それは生物として正しくないというつもりなのだろうか

何を基準にするつもりなのだろう

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