■遊戯王 ゲートボール 2期0301規制環境がおもしろかった

最初、02環境でゲートボールをしていたのだけど、あまりにもバランスが悪くて、さすがに蜃気楼とキラスネは縛ろうぜって話から身内で生まれたフォーマットなんだけど、結構バランスよかった。

具体的なルールとしては

• 2期枠で刷られたカード（具体的には 《Pharaonic Guardian －王家の守護者－》まで) のみを使用
• 2003年1月1日の禁止制限を適用
• ルール、エラッタは2003年1月1日時点のものを適用
  • 《クリッター》《暗き森のウイッチ》は、初期エラッタ適用(エラッタ内容がヴァリアブルブック2に掲載のため)
    • フィールドから墓地に送られないと効果が発動しない、リクルートしたカードに対する効果発動制限はない。
  • 《処刑人－マキュラ》《現世と冥界の逆転》その他2期までにエラッタの出なかったカードは初版印刷時のテキストを使用
  • 蘇生制限あり(ヴァリアブルブック2に掲載されたため)

って感じ。

メリットとしては

• 《悪夢の蜃気楼》《キラー・スネーク》が縛れる。(《サンダー・ブレイク》と合わせてデッキパーツが8-9枚固定になるのはさすがに・・・)
• 《クリッター》、《天使の施し》が1枚制限
• 《蝶の短剣 －エルマ－》 が無いので、ギアフリードワンキルが縛れる
  • というかワンキルパーツが軒並みちゃんと制限されてるので、ちゃんと遊戯王できる。
• 《ヴァンパイア・ロード》が3枚使える
  • 半面、《魂を削る死霊》《首領・ザルーグ》がいないので《キラートマト》《ピラミッド・タートル》あたりのリクルーターは弱体化している。トマハンを組むのはちょっと厳しい。
    • このフォーマットでの《キラートマト》リクルート対象は 《デビルフランケン》《レジェンド・デビル》《クリッター》《暗き森のウイッチ》ぐらい。《ピラミッド・タートル》は《ノーブル・ド・ノワール》が呼べることを思い出すとよい。
    • 《巨大ネズミ》が《異次元の戦士》《ピラミッド・タートル》《お注射天使リリー》に対応しているので《強制転移》採用のためリクルーター6枚体制にしたいならこっちを採用するのもあり
• だけど《魔導サイエンティスト》、《同族感染ウイルス》、《魔導戦士ブレイカー》の問題児も居ないのでグッドスタッフ側もデッキパワーが抑えられている
  • 特に《ブレイカー》《サイエンティスト》は強すぎるが、《ブレイカー》は2002年5月1日禁止制限だと無規制、《サイエンティスト》は2003年1月1日禁止制限ですら無規制なのが厳しい
• 2002年5月1日禁止制限の2期環境自体の研究が進んでいないので、いろいろ工夫するのが楽しい。
• 2003年環境はカオス同士でじゃんけんするクソ環境（それはそれで楽しいけど）なので、初期のカード、オリジナルの禁止カードを設定せず、ちゃんとカードゲームできるギリギリのフォーマットという感じ。
  • 1900アタッカーで殴り合いながらじりじりとリソースの奪い合いをするゲームが好きならかなりおすすめ
• 身内でこのカードを縛ろうぜって感じだと新規メンバーに説明・同意をとるのが面倒だけど、公式の禁止制限リストを使うならその辺が割と楽
• そのままのデッキで02環境のゲートボールにも参加できる

あたり

正直2期はグットスタッフとワンキル、デッキ破壊しかいなかったようなもんなので、理不尽なゲームを押し付けてくるワンキルデッキを締め出して、コントロールとビートダウンとコンボでなんとかメタが回るかな・・・？って感じのレギュレーションになってる。

今30代後半で、昔遊戯王に触れてた人が古いカード使って遊ぶならこれほど楽しいフォーマットもないと思うので、よかったら一度遊んでほしい。

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