2022-03-26

タコピー原罪ハッピーエンドで全くハッピーにならない

いじめネグレクト虐待自殺など残酷なシーンが作品の大半を占めていたが、

残酷であればあるほど、綺麗なものはより際立つし、感動を味わいたい。

漠然と何かを期待して読み続けた。





最終回

期待してた何か は最後まで描かれなかった。


しかSNSではハッピーエンドでよかったという意見が大半を占め

犬のCHAPPYからC(死)を抜いたらHAPPY 先生伏線すげえ といったツイート

しずかとまりなが仲良くしているイラストなどで盛り上がっている。

多くの人間は「ハッピーエンド」と感じたようだ。

私はそのハッピーエンドを見ても全くハッピーにならないどころかアンハッピーだった。



私はただタコピー大人ををぶん殴って

おかしい」と言って欲しかったのだと気付いた。

子は自分世界が全てで、何が正解かわからない。

家庭という閉じた空間に現れた救世主に、一言おかしい」と言って欲しかった。




タイザン5先生否定するつもりはない。

自分の好みに気付ける機会を貰えてよかったとさえ思っている。


ただ、作品殆どを占める残虐描写に対して、原因が解決しないまま取ってつけたような幸せ描写で「ハッピー」と表して

喜んでしま大勢人達を見るとなんだか嫌な気分になる。



  • たこぴーの最終話は読んでないけれど... 現実世界に大人をぶんなぐって正してくれる救世主なんていない。 いや、殴ったところでそんな大人たちはなぜそれがいけないのかを理解できな...

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