2022-02-27

アホに高級家電は向かない

ドラム洗濯乾燥機

この上なく便利なドラム洗濯乾燥機だがアホには使いこなせない

なぜなら全て放り込んでボタンを押せば完了するものではないからだ

洗濯機に放り込む前に乾燥できる・できないものを分ける必要がある

もちろんおしゃれ着・汚れが酷い・漂白必要とかも分ける必要があるが、それは従来の洗濯機でも同じだ

洗濯乾燥機場合乾燥機にかけていいものなのかを考えないといけなくなる

頭の良い人は「最初から乾燥機にかけられるモノだけ買えば良い」というユニクロ一色作戦を思いつくだろうがアホには無理だ

買うときにそんなことを考えられるわけがない

サイズ・色・合わせ・暖かさ・価格などなど考えることが多い衣服の買い物に選択やすさなんて持ち込めるわけが無い

なので洗濯乾燥機を買って便利になると思ってもアホにとっては作業が一つ増えてしまうだけで

最終的には乾燥機の使いどころが分からいから全部干すことになって宝の持ち腐れになる

好例はうちの妻だ

食洗機

食洗機もほぼ同じ理由だが使い方が難しすぎてアホには使いこなせない

食べ終わった食器をそのまま入れてはいけない

食べ残しは取らないといけないしなんなら少し予洗いしないといけない

食洗機は高温になるし洗剤はアルカリ性なので使えない食器もそれなりにあるからそれらを除外しないといけない

コップを上段に置くときは気をつけて置かないと水が溜まったままになったりするから工夫も必要

「難しすぎて使えない」ということで敬遠されて結局全部手洗いしている、という事例がある

これはうちの妻ではなくて妻の友達

ロボット掃除機

ロボットという割には赤ちゃんレベルサポート必要ロボット掃除機

一番面倒なのは床にあるものを片付けなければいけないという点

これがアホにとっては苦痛しかない

床に寝転がって生きている生き物にとってはライフラインを一度破壊されることに他ならない

結局、床に散らばっていたモノがダイニングテーブルリビングテーブルソファの上に分散されて置かれるようになってちっとも片付かない

そのくせ「掃除機はかけてるから大丈夫」という謎の安心感からその他が汚れまくる

床はチリ一つ無いが汚い部屋が出来上がる

そのほかにも段差があったら掃除してくれないし定期的にダストボックスからゴミを取り出さないといけないなどアホにとってハードルが高い

なぜアホには難しいのか

本来科学は非常に分かりにくい

全ての事象を一つの理論解説できるわけではなく複数理論解説してなおかつ例外があるから

なので一つの理論で全てを解説しようとするようなエセ科学がアホには分かりやす

同じようにボタン一つで全てできます、などという家電存在しない

洗濯乾燥機は使い方を工夫すれば非常に便利だ

例えば「タオル下着靴下だけ夜に洗濯乾燥機能を使用する」というルールを作ってしまえば乾燥機が無い状態よりも少し便利になる

(この提案に「下着靴下は一緒に洗いたくない」と言われて却下されてしまったわけだが)

食洗機ロボット掃除機電子レンジテレビも「使える人向けの機能」は拡充されているから、使えるようになれば便利になる

ただそこにアホは含まれていない

家電を開発する人のターゲットにアホはいない

アホは金を持ってないから高い家電など買わないし、買うとしても機能ではなく「おしゃれさ」だったり「格好良さ」だったりする

「アホに寄り添う技術」みたいなのがもうちょっとあってもいいと思う

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