2022-02-24

不惑という単語の後ろには「(だったらいいな)」とついているのではないかと。

朝、寝ぼけ眼で鏡を見ると、「なんか妖怪が鏡に映ってんな」と思う。夜に疲れて帰って来てメイクを落とそうと思い洗面台の前に立つとやっぱり「鏡に妖怪が映っている……」と思うし、なんなら昼間トイレに行って鏡を見ると「あっ妖怪だ」と思うから最近の私の顔はオールウェイズ妖怪なのだが、なんつうかこう、どうして不惑にもなって現世の執着から逃れられませんって感じの執念深そうな歪みきって苦みばしった顔つきをしているんだろうなって思う。

顔の美醜とかメイクの濃淡とかが問題ではないのだ。たぶん、今が人生で一番アクの強い顔つきをしているような気がする。世の中のアラフォーアラフィフって大体そういう印象だし。

昔はもっと素朴な顔つきをしていた同世代元アイドルとかも、今となっては異様に濃いぃ顔になっている。

夜は墓場運動会を行って朝は睡眠欲に負けてるタイプ妖怪とは全然違う妖怪

何でこうなってしまうんだろうな……。「不惑」って一体なんなんだ。もしかして不惑だったらいいな」ってだけの話で、色々な事に惑わされて頭おかしくなりかけで狂おしいばかりなのが不惑のお年頃の現実だったりするんか……顔までこんなんなっちゃってまあ……。

なんて事を、朝から考えてしまった。

今朝も顔は相変わらずの妖怪ぶりだったけど、髪は奇跡のまとまりぶりだった。というのは、昨夜お風呂に入るのも忘れて爆睡してしまったという事が原因なので微妙気持ちにもなるし、髪だけさらさらでも顔が妖怪じゃしょうがない気もするが。

もっと歳を取ったらアクが抜けてこざっぱりした老人にならないだろうかと期待。

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