2022-02-18

タコピー原罪』への自分の中での評価が傑作→良作→普通になりつつある

11話もブクマでは作品を嗜んでいる意見多数派だが、正直自分にはイマイチだった。

まず、東君を巻き込んであんなに引っ張った父親のところへ行く計画が、実質1ページで実行完了してしまった。

物語上の必然性の有無とか尺の事情とかがあるのだろうけど、ストーリーとしては肩透かしに感じた。

東君が裏切った影響も全くなさそうだし、東君パート必要だったのだろうか?

コマ同士で整合性が取れてないように見える描写

「誰の視点かによって描き分けてる」と解釈しているブクマカが何人もいた。

そいうった感想否定するわけではないが、

自分としては、叙述トリック系の作品でもないのにそういう信頼できない語り手のようなことを複数やられると、

考察するための材料が信頼できなくなるため、トリック以外のテーマに対する興味が急速に薄れる。

しずかちゃんバイオレンスも、しずかちゃんキャラクターのブレに拍車をかけているように感じた。

初期のころはいじめにあっても、反撃せずただ耐えて、

それでいて飼い犬のことになると自〇するようなキャラクターだったのに。

過去未来か分からないが、年代が飛んだことで、ここにきて新たな謎が出てきた。

この作品単行本上下巻ということで、おそらく次回、もしかしたら次々回で最終回を迎えることになるが、

果たして物語風呂敷をたたむことができるのか?

「読者に想像させるためにあえて結末は明示しない」という名の投げっぱなしEND

になってしまうんじゃないかと疑いの目を向けてしまっている。

こんな感じで『タコピー原罪』の評価自分の中では下がり続けている。

それでも来週が気になるくらいにはまだ興味はあるのだけど。

  • もう畳むとなると流石にいきなりだから、『ヒミズ』みてーなシュールなラストになるかなぁ

  • 1巻当たり10話くらいだから上下巻なら今で半分くらいやろ

  • まず、東君を巻き込んであんなに引っ張った父親のところへ行く計画が、実質1ページで実行完了してしまった。 いやいやいや。 タイトルページを詳細に見ると、一見すると楽しい旅...

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