2022-01-05

高級レストランに行ったら度肝を抜かれた

友達誕生日を祝うのに、いわゆる高級レストランとやらに行ってみようということになり、この前行ってきた。人生初。

「高級レストラン」と言っても幅があると思うが、僕らが行ったのは、シェフG8サミット料理長(?)をしていたというところで、料金がランチコースで6,000円(9品)ぐらいのところだ。たぶんフランス料理なのかな?

行ってみてびっくりしたのが、料理目的普段行っているレストラン全然違うということだった。

普段行っているレストランでは、第一に腹を満たすことが求められていて、第二に美味いこと、第三に充分な栄養が摂れることが求められていると思う。

ところが今回行った高級レストランでは、兎にも角にも舌(と目)で味わう快楽が追求されていて、腹を満たすことや栄養バランスなんかは度外視という感じだった。(実際には考えているんだろうけれど)

とにかく美味い。美味いだけでなく、食ったことのない味・食感の料理バンバン出てくる。味を構成する要素に想像が追いつかなくて、食べながら友人たちと「これはいったいどうなってるんだ・・・」と顔を見合わせることがしばしばだった。

他に口には出せなかったが、「これはもう高級風俗店と一緒だなぁ」と考えていた。行為第一義的な目的セックスなら子作りや愛を育むといった)から快楽だけを切り離して最大化するという点では一緒だと思う。

これまで美味い店を探すのが好きだったけれど、この経験を経て、味を突き詰めるとこういうことになってしまうんだなぁと思い、少し馬鹿らしくなってしまった次第。

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