何かを入れて食べてもおいしい
みんなそんなもんやろ。俺もしこしこやめられへん。
朝もすぐ動けるようになるよう地球温暖化して欲しい
リーベングォーチーみたいな感じ?
前作ったアカウント8年も続けてたのにオタクに対する暴言で累積レッドカードでBANされちゃった
アメリカにはきっしょいドル豚文化がなさそうで羨ましいなぁ(ナードゥはいそう)
当時からなにも衝撃的じゃなかった
好きな人ができた。本人にその想いを告げる勇気はないけど、気持ちをしまい込むこともできずどうしようもなくて、なんとなく彼女持ちの人に話した。初めてその話をしたとき、秘密を共有できる相手がようやくできて嬉しかったのを覚えている。
それから1ヶ月近い間、彼女持ちの男に会って好きな人の話をし続けていた。職場での食事や飲み会の帰りに話すこともあれば、LINEで話すこともあった。ほとんどが愚痴だったが、話せば話すほどやめられなくなった。好きな人の態度からして、私に気がないことは明らかであったが、どうすることもできなかった。そのような話をただひたすら聞いてくれる彼女持ちの男に完全に甘えていた。
会う度に何度か、「相談女」の文字が頭をちらつく。客観的に見ると私は俗に言う相談女なのではないかと。そうは思いながらも、本当に愚痴を言っていただけだったので、自分は相談女ではないと言い聞かせていた。結局その恋が終わるまでの1ヶ月間、愚痴は続いた。
その恋が終わった…といっても、別に気持ちを伝えたわけではない。あまりにも脈がなくて、好きな人の態度を見るたびに傷付くのに疲れただけだ。流石に彼女持ちの男を長期間付き合わせるのも申し訳なかった。だからもう終わりにすることにしたのだ。
でも、それは単なる言い訳にすぎない。その恋の終わりの方には、好きなはずの男よりも彼女持ちの男に会いたがっている自分に気付いていたので。その恋を終わらせた後、彼女持ちの男に会う口実がなくなったと思っていたので。
とはいえ流石に、これ以上関係性を進める勇気は無い(というかそこにも特に脈はない)。かといって、この居心地の良い男をできるだけ近くに置いておきたいという思いは捨てられない。え、彼女?知らない女だし怒られたわけでもないのに気使う必要ある?と言い聞かせて、今日もまた彼に会う私はとうとう相談女になってしまったかもしれない。
かなり前の話なのでうろ覚えだ。
埜川さんを含め、いつものメンツ数人で飲んでいた。昔テレビ放映された、猟奇犯罪洋画の話になった。
そこに至る最初のきっかけは思い出せない。さかのぼれるところまでさかのぼると、牛タンの話だったと思う。ただ、埜川さんと焼肉屋に行ったことはないので、どこからその話になったかは分からない。
食材として置かれたスライスされる前の牛タンのかたまりをみて、その映画みたいだと話しかけたら「グロい画を思い出させやがって、食えなくなるところじゃないかこの野郎!」と怒られたというエピソードだ。
怒られたのは埜川さんだったと思うが定かではない。何しろ、埜川さんは身近な出来事や見た映画や読んだ小説のことを面白おかしくあるいは鋭い切り口で話してくれるキャラクターだったのだ。もしかしたら怒ったのが奥さんで、怒られたのが職場の上司だったかもしれない。
流れで、その映画の話になった。
「ただ?」
「名前もないようなチョイ役として出てきたやつが、意外にも真犯人だった、と判明して・・・という筋書きなんだけど」
誰でも知ってるような大御所の名を挙げて、その声を当ててたのよ、と埜川さん。
「こいつただの通りすがりの脇役じゃない、ってバレバレ。サプライズ展開がぶち壊しなの。それがね・・・」
何年も会っていない埜川さんのことを思い出したのは、配信サービスでその映画を見つけたからだ。
どれが真犯人なのか、無意識にモブを判定していた。こいつか?こいつは違う。こいつか?・・・と。
・・・なるほど。
こいつか。
「最初に何げない様子で姿を見せて実は」という展開を知っているだけで、吹き替えの声を聴かなくてもわかってしまった。
真犯人が判明してからの方がむしろ本題ともいうべきストーリーだったので、広い意味ではネタバレだったが、スポイルされることもなく満足だった。
名作と呼ばれるだけのことはあった。