2021-11-21

FGO運営」がトレンド入りしたことに対する備忘録

FGO運営」がトレンド入りしたことに対する備忘録である

事の発端

新しいイベントストーリーイケメンキャラクターが登場し、一躍話題になった。

男性キャラクター実装最近少なかったこともあり、彼のプレイアブル実装を期待する声も多かった中、担当イラストレーターお仕事報告のツイートにはっきりとNPCと書かれており、実装されない事が分かり炎上した。

擁護

FGOリリースした当初、つまるところ2015年になるが、結構ド派手にリークが流出していて今後実装予定のサーヴァント名前がつらつらと出てきていた。

その中には実装されたのが3年以上後になるサーヴァントも居たし、6年経った今もまだ実装されていないものである

細かな途中変更こそきっと多くあっただろうが、シナリオの大筋ぐらいは最初から最後まであらかじめ考えられていたのではないかと思わされるゲームからだ。

FGOはフッ軽ではない。

要望に対して臨機応変対応できない、または出来る範囲に限りがある。

今も気になったことはアンケートに書こう!と言う流れを見かけるが、あえて言おう。無意味である

どうしてもFGO要望には応えられない、または応えるのにかなりの時間リソースを要するコンテンツであるからだ。

Fateシリーズ最初エロゲー」と言われるが、エロゲーだったのがもはや過去の話なった今もなお基本は男性向けコンテンツであり、主要な客は男性だ。

これは「だから女性票はないがしろにしてもいい」いう自分意見ではなく、運営側がターゲット指定している層がそれなのではないかという考察である

せめてもの女性票を拾おうという意思が、ホワイトデーの展開や衣装変えの実装イケメンNPCの登場に出ているのだと思うが、どうしてもそこに平等に扱ってほしい女性客とのギャップがある。

このゲームで男女キャラ平等な展開は、無理だ。

最初からそう出来てるからだ。女性に広く遊ばれるようになることが予想外だったからだ。

そして気付いた所でそれに合わせられるほどフッ軽ではない。

モレー女体化文句を言う声もあるが、そこはもうこの作品根本的にアーサー王が女なので諦めて欲しい。

批判

今回最大、かつ擁護しようのない批判点として、発表が担当イラストレーターからであったことだろう。情報発信の初出になるべきではなかった。

イラストレーター批判やり玉になったら批判した奴がバカでいい話なのだが、実際騒動に巻き込んでしまった。

運営自ら発信するか、タイミングイベント終了後ユーザーがそれとなくNPCであることに気付いた頃にするべきだった。

少なくともイラストレーターに発信させようとしたということは、実装が無くてがっかりする事に対して先手を打とうという意識はあったのだと思う。

だが運営自ら発信するのではなく関係者にそれとなく発信させる方法を選んだのは、責任転嫁のようなものを感じずにはいられない。

また女性票対応できていない事については擁護に書いたが、商売的に考えたらバランスの取り方はもう少し考えた方が良かった。

少なくともフットワークの動く限られた範囲男性キャラクターに使えるリソースがあって、それを以蔵につぎ込んだのは恐らく悪手だった。

本件に限った話ではないがFGOは「まんべんなく」という言葉を知らない。1回ウケたら2回でも3回でも同じことをする。

リソース10あったとして10個の箱に1つずつ入れるのではなく、4つ入った箱があったり1つも入っていない箱があったりとかなりの偏りを付ける。

しばらく順番を待っていると自分の欲しい物が得られる事もあるが、その期間が長くなり希望が絶たれるとそのユーザーは辞めてしまう。

多く貰っている側もだんだん食傷気味になってくる。これが本当に良くない。

あらかじめストーリーで決まっている所以外であろう部分のリソース分配すら下手なのは擁護しない。

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