「質問に答える」ことと「結論を出す」ことがきちんと区別される世の中になってほしいな。
何か間違ったことを言ったとき、ワーッと批判が盛り上がるけど、本人がそんな簡単に「間違っていました」と認められる程度のことならそもそも口にしていないでしょう。
ある程度「口にしてもよい」という(誤った)確信があるから言葉にできるわけで。
それが真に間違っていたと認められるには当然時間がかかるし、簡単に前言撤回できる人こそ信用できない。
ならば最適解は、「自分が間違っていた可能性」に気付き、「これから勉強を始める」「結論はしばらく保留する」と表明することでしょう。
「質問に答えろ」というのは、「結論を出せ」「間違っていたと認めろ」ではなく、「これから私たちとの対話に臨むと明言しろ」という意味であるべき。