2021-10-29

そば屋アルバイト経験者です。

手打ちそば屋でわかったことがあります

それは麺づくりが大変ということ(コナミ感)。

だいたい麺担当が朝7:00~入って、店によりますが2~3時間ほど麺を打ちます

これがまぁ大変。もうこの人この仕事だけで給料もらうべき。

行程としては、

・水回し

・こね

のし

・切り

という4つがあるのだけど、まあとにかくそれぞれが力仕事で、熟練の技が必要

自分やらせてもらったけど、笑っちゃうくらいヘタクソだった。

粘土細工とか得意な人は向いてるかもね。

「切り」のとこはスパーッとキレイにいくと気持ちよさそう。

ところで。

最近十割そばを500円とかで出している店がある。

こういうところは、上の「水回し・こね」を洗濯機みたいな業務のし機でやり、

のし」「切り」をプシューって押し出す製麺機(クソ高い)でやる。

これによって毎日3時間以上が機械化されるわけ。

しかし、機械化されても味が落ちてはイカンということで、彼らは石臼でそば粉を挽く。

中国製ではあるが、殻付きのそばの実をバルクで輸入することで原価を抑え、

かつ「挽きたて」にすることができる一石二鳥というわけである

消費者としては安く十割そばを食べられる時代がきてハッピーというわけだが、

裏にはこのような技術進化があったということをメモ代わりに書いておくね。

  • 大変とはいえ、奥深い仕事で研究に終わりがないから、そば屋主人は求道者みたいな人が多いよね。 もともと体力が強い人がやるような仕事だし、楽しいんじゃないかな。

  • 嵯峨谷にあるあの機械結構高いんだ あのレベルになると100~200万くらいじゃないすかね メーカーはタニコー電工という会社だったような https://anond.hatelabo.jp/20211029144300

    • 自動ゆで機みたいなのもふえてるみたいね レンタルロボットらしい

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