2021-10-25

NFTアートを普及させたい人たちはもっとメリットをいい感じに言ってよ

https://note.com/ysi/n/n2a7992f12bfd

この記事を書いた人は『NFTのインフラ「Hokusai API」を提供する会社代表』ってことでおそらくNFTアートを普及させたい人だと思うんだけど、なんかこうメリットいまいち伝わってこず、逆に怪しさが出てきてしまって残念である

デジタルコンテンツは共有方法によっては劣化しにくいゆえにコピーやすいので、なかなかお金化することが難しい商品だと思う。

例えば絵師イラストコンテンツお金にしようと考えた時に、一番わかり易いのは印刷したような「物」に変えるか、イラスト受託して受託料を受け取るか、である

物に変えた場合販売数が増えれば儲けが増えるというメリットはある。

一方で在庫リスクや試作品などの先行投資が発生したり、売れやす金額を設定しなくてはいけないなどのデメリットもある。

受託イラストに関しては、基本的作業料がそのまま金額に直結するため、作業単価を高めに設定すると金額にそのまま跳ね返ってくるというデメリットがある。

NFTがこのジレンマ解決してくれる可能性は大いにあると思う。

例えば、長時間かけて描いたデジタルイラストを、アナログ限定リトグラフのように連番を打って販売する事がおそらく出来る。(デジタルリトグラフという言葉があるのだろうか)

よくガチャ廃人に向けて「それだけ課金するなら直接絵師に絵をお願いできるじゃないか」と言うジョークがあるが、人気絵師に直接絵を依頼するのはハードルコストも高い。

しかしこのデジタルリトグラフのようなコンテンツが普及すれば、人気絵師デジタルイラスト比較安価で手に入れることができる。 ※デジタルイラストを手に入れてどうするのと言う疑問は置いておいて

一方で絵師イラスト必要以上に高値を付けること無く、逆に売れやす金額必要以上に価値を低くすること無く、自分コンテンツ販売することが可能になるはずだ。

今歌われているNFTのメリットである投機対象という側面はメリットの一部に過ぎないのだが、その他のメリットがわかりにくいため、わかりやすい部分がクローズアップされてしまっているのだと思う。

NFTアートは新しく、おそらく様々な可能性を持っているフィールドだ。

頭が悪い自分には上記のようなわかりやす商品しか思いつかなかったが、発想次第では思いも寄らない商品が出てくるはずだ。

様々なを普及させたいという方々は自分たちが新しい畑を耕していると言うことを自覚して、様々な不安要素を潰し、長期的なメリット提示したほうがいいと思うんだ。

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