■「わかっていない」のではなく「わかっているが言葉にできないだけ」
例えば脚本の良し悪しについて
明示的に説明を挟んで作っている脚本にも、説明を避け暗示的に作っている脚本にも名作はある
名作と呼ばれる脚本は、年齢層、学力層を問わず平均的に高い評価を得る
「この台詞はあの伏線があってこそなんだ」という感想がつくこともあれば
「深い」「パない」「ヤバい」という感想もあるだろう
受け手の語彙の豊富さにかかわらず、面白さを伝えることは可能だということがよくわかる
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では無能上司が「察しろ」とわめいている状況はどうだろうか
有能な部下は察することができ高評価を得るが、無能な部下は察することができない
上司の能力と部下の働きには関係がないことがよくわかる
実に興味深い
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