英語初心者も、ある程度英語を覚えれば、英語話者が読んで感心するようなネイティブの英語を学びたい、と思うのは当然だ。教科書や試験用の英文はたいていは文法理解をメインにしており、多くても数段落の文章で、いわゆる物語やレポートの全体ではないから、それで文章構成の作法を学ぶのは難しい。わずかに学術界むけに英語論文の書き方の参考書があるのと、一般向けの、手間がかかりそうな洋画脚本の対訳本と、その他に文学の対訳書が少しあるぐらいだ。大手出版の英語書は多くは教科書・参考書の類、以前あった文学対訳書が専門の出版社も、もうなくなってしまった。多くの諸国に根付いている英語利用が日本で根付かないのは、何が障害なのか。
Use of English takes root in most of the countries in the world. But it seems not in Japan. What are the obstacles in it?