■日本の未成年誘拐事件数について

気になったので令和元年の警察庁の統計を見てみた。

情報として、誘拐犯との関係やわいせつ目的であるかが分類されていた。

詳細は以下ソースで確認可能。P28~

https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/R01/r01keihouhantoukeisiryou.pdf

未成年の略取誘拐の件数は235件認知しており、204件検挙している。

31件が未検挙だが、子供が誘拐されたままなのかは読み取れなかった。

未就学児の誘拐は殆どが親族によるものであった。

片方の親が勝手に連れ去ったものが該当すると思われる。

小学生はわいせつ目的が4割と他の世代と比較して高い。

男性による少女の誘拐は全部わいせつ目的でカウントしてるかもしれない。

中高生はわいせつ目的でない、面識ありによる誘拐がおおよそ半分である。

中高生自らの意思によるものが多そうではある（家出など）。

ざっくりまとめると、

未就学児はほぼ親族。

小学生はわいせつ目的が4割。1割が親族。面識ありが2.5割。3.5割が面識なし。

中学生はわいせつ目的が2.5割。面識ありが4割。3.5割が面識なし。

高校生はわいせつ目的が2割。面識ありが、5割。3割が面識なし。

この統計は警察が略取誘拐と認知している件数であるため、

それぞれが認識している誘拐よりも過大or過小にカウントされている可能性があることに注意。

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