どういうわけか理由はわかっていないけれども、コロナウイルスやインフルエンザウイルスに感染しているとその間は別のコロナウイルスやインフルエンザウイルスには感染しにくくなる。
感染出来ないとウイルスは行き場がなく死んでしまう(ウイルスが生きているかはともかく感染性を失う)のでウイルスは必死に陣取り合戦をしている。
インフルエンザに流行があったり、昨シーズンインフルエンザが激減したり、インフルエンザのうち2種が消滅した可能性があるのは人為的なものではなくウイルス同士が陣取り合戦をしているから。
今年の春頃、大阪で感染が広まった原因はN501Y変異株の流行にあったとされている。
知事は変異株が流行した原因は従来株の流行が収まっていたからだと話したところ叩かれたが科学的には間違ってはいない。
デルタ株の割合が増えているのは海外から流入したとみるのではなく、単純に国内でデルタ株が他のウイルスとの陣取り合戦に勝利を収めつつあるから。