松たか子が大学に入学する四月のできごとを描いた映画なんだけど、見ていてすごく恥ずかしくなった。
北海道から東京のアパートに引っ越ししてくるシークエンスで、松たか子が引っ越し会社の人に「私も(荷物を運ぶのを)頑張ります」みたいなことを言って、
「何もしなくていから」と返されるけど、アパートの部屋で私、手空いてますよとアピールするけど、引っ越し会社の人に相手にされなくてあたふたしてた。
こういうことする松たか子がかわいいでしょって感じも苦手だったし、体育の授業でずっと「パス!パス!」ってアピールしているけど無視されるがんばっちゃってる人感がすごく痛々しかった。
大学の授業で自己紹介をすることになって、ほかの人に帰国子女ですと言って、クラスメイトが英語で話しかけるとかいうクソ寒いノリがあった後で、
松たか子が「北海道出身です。性格は明るい方です」ってめっちゃたどたどしく暗い感じでいうのを見て、共感性周知が本当に辛かった。