2021-07-26

住宅の気密性は気にしなくて良い

https://hichihara.hatenablog.com/entry/2021/07/26/070000

住宅の気密性とか断熱性が軽く書かれているぐらいなので補足してみる。

まず断熱性はこの記事の通り断熱材の素材は厚さとのトレードオフ

ただ壁が厚くなると部屋が狭くなるのでそりゃ薄い方がいいけれどそもそも柱を細くはできないので限界がある。

ただ、東北北海道地区じゃない限り断熱を高めてもほぼ意味ない。

これはちゃん区域毎に基準が設けられてるので、それより一つ上を選べばまず問題ない。

https://www.isover.co.jp/region-by-climate

あと、断熱材は可燃性かどうかも見た方が良い。

壁の中にあるから安心しがちだけど、電気系統で何か起きると壁の中から燃え始めるので可燃性だとあっという間に火の海

発泡ウレタンが嫌われるのはそこ。グラスウールが人気なのもそこ。

次に気密性は24時間換気と密接な関係がある。

24時間換気っていうのは法令義務づけられてる換気システムことなんだけど

これの主目的は実はハウスダスト抑制

なので数年するとハウスダストもなくなって必要なくなる

ちなみに最近の建材はハウスダストほとんど出ないものが選ばれてるのでぶっちゃけなくても問題ない

なぜこんなのが日本だけ義務化されてるかって、そりゃメーカー義務化してくれたら売れるよね、っていうよくある闇の部分ですね

そんで24時間換気にしたら換気とともに熱が逃げてしまうよね、っていう問題があるんだけど

なんと排気の熱を吸気に移動させるという謎技術によって熱交換式の換気が出来てしまった

これによって冷暖房効率は上がる・・・んだけど、この換気には普通より多めの電気代がかかるというオチ

なのでトータルにすると単に換気するだけと比べたら電気代は安くなってるんだけど、メンテナンス費用とかも入れると怪しくなる

ちなみに換気をOFFか弱にした方が圧倒的に冷暖房費は安い

で、気密性は元の記事にもあるようなC値とかが出てくるんだけど、この辺が理系人間が陥りやすい罠で、このC値が低いければ良い、となってしまう。

実際には24時間換気してるしC値がちょっとやそっと変わっても実際の冷暖房効率にはほとんど関係ない

例えばドアの開け閉めを減らす方が当たり前だけど効果が高いし

窓が3重ガラスでもやっぱりそこから熱が逃げやすいから窓にカーテンする方が効果が高いとか、その程度

光ファイバーの1Gと1.2Gの違い、みたいな

そんな感じなのでまともなハウスメーカー相手にしてない。無駄な数値競争はしない。

よくC値が低い家は隙間風が吹くとかいろいろ言われるけど、今時のちゃんとしたハウスメーカーでそんな家あるわけがない

未だにヤバい工務店とかは雨漏りするレベルとかあるみたいだけど、大手ハウスメーカーは永年雨漏り保証も付けるぐらいきっちりやってる

てことで最近流行の「第一種・熱交換・高気密」は眉に唾をしっかり付けた方がいいですよ。

おすすめは第三種にして気密はそこそこにした上で換気は弱設定、かな。

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