2021-07-09

意外と知らない「UPS」の基礎知識――もしもの停電から大事データを守るため

UPS接続してはいけない機器もある

 オフィスIT機器には、UPSにつないではいけない製品もある。例えばレーザープリンタがそれで、ピーク時の消費電力がインクジェットプリンタなどと比べて桁違いに高く、電気ポットやドライヤー並みの1000ワットを超える場合も珍しくないうえ、断続的に大電流が流れることでUPS故障に繋がる可能性があるとして、UPSメーカーの多くは接続NGリストに入れている。また、コピー機冷蔵庫電気ヒーターなども同様の理由リスト掲載されている。ざっと目を通しておいたほうがよいだろう。

 IT系以外の機器では、テレビレコーダー問題なく対応するが、エアコン扇風機などには(UPS方式にもよるが)基本的には対応しない。無理に接続すると機器はもちろんUPSの側も故障につながる可能性があるので、問題ないとされる機器のみを接続するよう心がけたい。

 以上、ざっと紹介したが、まとめると以下の表のようになる。環境によって異なる場合もあるだろうが、参考にしていただきたい。なお接続不可としている製品は、給電方式によっては対応する場合がある。給電方法の違いについては、実際にUPSを選定する際の手順とともに、次回詳しく紹介する。

NAS接続可能機器の例

接続可否 優先順位 接続機器

可能デスクトップPCHDDNAS

ハブルータディスプレイ

インクジェットプリンタスキャナ

その他 液晶テレビレコーダーラジオ

不可※ レーザープリンタコピー機冷蔵庫エアコン電気ヒーター、掃除機ドライヤー

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1403/19/news118_2.html

  • UPSって頑張って使うよう電源じゃなくて、 安全にシャットダウンするための用電源で、 あんまりなんでもかんでも家電繋げて良いワケないだろ!って思うわ

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