私嫌なことがあったらラーメン屋に駆け込む癖があって、
そこの若い大将のお兄さんも私が嫌なことあったそれを分かっていて、
逆張りで「なにかいいことあったんですか?」って言ってくるの!
私はそんなこと華麗にスルーして
そう言われると大将も一本取られたな!って顔してしぶしふ美味しい醤油ラーメンを作ってくれるの。
美味しいものを食べて一瞬で気分切り替え!
って誰かが言ってました!
でね、
私気が付かなかったんだけど、
いつもチャーシューが厚かったり、
トッピング味付け玉子頼んでないのになんか乗っかってたりしてて、
向こうが透けて見えそうなぐらいハッブル宇宙望遠鏡で見えるペガサス大型銀河団のようで向こう岸がキラキラ光って見えるの。
あれはてっきりラッキー棚からぼた餅的な棚ぼたならぬ棚から味玉って棚の上からちょうど半分に切った味玉が落ちて上手い具合にラーメンが盛られた仕上げた途端に着地いやラーメンのスープに高飛び込みの選手みたいにしぶき一つあげず着水して乗るぐらいのグッドなラッキータイミングのまぐれ味玉かと思っていたぐらい。
あれいつもと違うくね?って思ったら逆で大将がオマケしまくってくれてたのね!って
嫌なことがあったら駆け込むラーメン屋が
なんか何でも無いときに行っても嫌なことを条件反射でパブロンの犬のようによだれが出そうなほど
美味しそうな醤油ラーメンで
なんでもないときでも嫌なことを思い出しちゃいそうよ。
まるで条件反射で。
だから、
なるべく嫌なことがなくてもラーメン屋さんに駆け込むクセを直さなくちゃって思ったわ。
私ったらクセが強いんだから!
このまま嫌なことや辛いことがあったら駆け込むラーメン屋さんなんて
嫌な味や辛い味しかしないじゃない。
せっかく行くんだから
口の中の美味しさが止まらないように、
とめどとなく美味しいラーメンを頬張りたいのよ。
駆け込み寺ラーメン「黙麺」
黙って食えってのがマナーらしいわ。
でも大将は
ラーメン屋さんに行くのが久しぶりだったときとか特に最近忙しいの?とかって話しかけてくるじゃない?
黙麺らしからぬって思うわ。
口の中が美味しさで溢れている状態のそれで
はふはふもごもごむにゃむにゃって、
なに言ってるか分かんないんですけどって、
話しかけといてそう言う言い方するのよー。
富澤たけしさんかよ!って
まったくだわ。
しかもお店の名前「黙麺」と書いて「だんまり」と読ませるところがもはや意味不明だわ。
味は美味しいのにね。
「だんまり」じゃないの?って私言いたいところだけど、
味玉に厚切りチャーチューオマケしてもらっている手前なので強くは言えないところが、
まさに私が「だんまり」ね。
てへ!
一本取られたわ!
うふふ。
そのトマトのルーシーを含んだ柔らかくなったパンが絶妙な歯ごたえのハーモニーを奏でるの。
指がくすぐったくて、
あはん!って言っちゃいそうなぐらいよ。
いいタイミングの作り込んでおいた
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!