・犬が逝ったとき、「もう病状を心配してやらなくて済む」と少し気が楽になったがそんなこともなかった。むしろ亡くなってからのほうが苦しい。生きているあいだは、「残り時間が少ない」という焦りが思考力を奪っていてくれていたんだと気づいた。焦りがなく、不安もなく、冷静な気持ちで苦しみに没入できてしまう現在は辛い。
・犬がいなくなると部屋が静まりかえるというのは嘘。むしろ声が響くようになる。多分あのふわふわの毛が人の声を吸い取っていたんだと思う。水道管のたてる音やドアノブの閉まる音がうるさくて仕方ない。
・犬がいるときにはコンセントまで可愛かった。犬が家の中の全てに魔法をかけてくれていた。犬がいなくなると建具は建具に戻り、家具は家具に戻る。店に売ってあったものを買い揃えて並べただけに見える。家から生活が去ってしまった。
・犬を亡くして悲しんでいる人は、犬が逝った瞬間の悲しみに囚われているんだと思っていた。実際は、毎秒ごとに悲しい。犬がいない現実に1日に何度も気づいてはびっくりする。
・犬が介護を要するようになってから自分の部屋の掃除をおざなりにしていて、さっき久しぶりに部屋の雑巾掛けをした。窓ガラスにカビが生えていた。こんな場所でよく眠っていたものだと思った。
犬が亡くなるの本当につらい 亡くなる前もから、亡くなった 時のことを考えて怯えるようになるし ただ、犬が辛い痛みとかから解放されて良かったとは思う
犬に総理って名付けるあたりかなり政治的な人生なんだなあとおもった(こなみ)けど、ゆりっぺはしばらく静養して愛犬をとむらってほしい
ゆりっぺ、よく頑張ったよね
さみしかったら植物とか小鳥とかハムスター飼うのをお勧めする ペットロスで人間が病気になるということをよく聞く