そうかgoogleよ。
まず思うのは"ヴァ"の語感の強さである。そしてそれが二回も続く。
強力だ。超強力な勢いである。
ヴァルカンやヴォルケーノに由来する雄々しさ、猛々しさ、それを髣髴とさせる。
それが二倍だぞ二倍。もう強すぎてどうしようもない。
カトリーヌ、ジャクリーヌ、のように実に嫋やかな響きであり、一転して女性性を主張している。
雄々しく嫋やか。これは一体何なのか。陰陽のオキシデンタル版か。
"陰陽"にルビをふると音もなく浮かび上がってくる言葉がヴァルヴァリーヌなのか。
一体何なのだろうか。
私は今も、この言葉を呟いては、呟くごとに、そこにあるはずだと幽かに予感する意味を求めて、確かめている。
なぜ呟くと、意味の手がかりが得られると予感するのか。