「お母さん食堂」への署名活動に対して、「慎吾ママを起用しているので女性の役割と限定しているわけではないだろう」という主旨の反論を度々見かける。
私もこの主張は理解できるが、ファミマ自身がこのようなメッセージを売り場で明確に発しない限りは、
見る人全てに「慎吾ママ」という文脈をまず把握して意味を推察しろというのは強引な主張だと感じる。
CMを見ていない、売り場やシリーズ商品の存在のみを知っているファミマユーザーも居るだろう。
そもそも、「お母さん食堂」は最初から慎吾ママのイメージを借りて展開していたわけではないようだ。
https://diamond.jp/articles/-/144987
一方、イメージキャラクターに香取慎吾さんが起用されたのは2018年からだろうか。
https://www.musicman.co.jp/artist/182395
暗に「性別を固定しているわけではない」というメッセージを持たせた、あるいは強化したという推察も可能だろう。
ただし、これもファミマ自身が売り場で明確に打ち出さない限りは、
見る人全てに自ら背景を把握して文脈を理解しろという主張は傲慢だと私は思う。
この件に限らず、「批判するならまず背景や文脈を理解しろ」というのは度々見られる反論だが、
例えば本件であれば、そもそも「売り場とそれを利用する客」という大きな背景がまずあるわけで、
こういった反論をするなら、そもそもの大きな背景こそをまず理解する必要があると私は思う。
フェミに優しいフェミニーマート♪
シンゴのママパフォーマンスは非当事者による母親文化の簒奪行為にならないのかな? 石橋のコントが問題になったように。
こういうお気持ち察して系の人ってめっちゃ気持ち悪いなって思います。来世では、こんなどうでもいい活動に熱心になることのない、健やかな人生を送れるといいですね。