2020-12-24

小説映画面白い以外の見返りを求める態度

推理小説子供に読ませることで思考力の育成が期待できます~だとか

この漫画からはこのような教訓が得られます~だとか

そんな言説を見聞きするたびに「エンタメコンテンツから面白い以外の見返りを求めるな!」と今まで思ってきたのだが

エンタメコンテンツに対し面白い以外の実益を求める人々」に対して、私は今まで見下しの態度をとってきたのではないだろうか

実益を求め打算的に読むと面白さが損なわれてもったいない」となんとなく思っているわけだが

それは私が勝手にそう思っているだけであって

他人読書スタイルにとやかくいう資格は私には無い

などと鬼滅から学ぶ!的なビジネス書の表紙を見ながら思った

なにかのブログ記事読書術みたいなタイトルに釣られてクリックすると、ビジネス本をいか速読し要約するかみたいな内容で

「はーーー!私が知りたいのはいかに小説読書体験をより充実させるかなんですけど?」

と思った経験がその見下し態度の原因かもしれない

ここまで書いて自分の中で二つの思いが混ざっていることに気付いた

・「エンタメコンテンツから訓話を得ようとするのはエンタメ性を損なう」と私は思っている

読書一口に言っても小説やらビジネス書やらのどれの話かわからなくて面倒なんで言い分けられるといいのになあ

なんにせよ私の中にエンタメ体験読書こそ至上という意識が無かったかどうか自戒せねば

途中から本の話に限定されてるがまあいいや

  • エンタメ読書を「より」充実させるって、つまり見返りコスパを求めてるのと同じ

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