2020-12-14

いい作品のためには、人が死んでもいい

広告映像制作現場に数年間いたことがあるけど、

監督はじめクリエーター結構そう思ってる人が沢山いる。

どんだけ無理/無茶をしても徹底的にこだわった作品にする。

わかりやすく言うと最近亡くなった、かぐや姫監督みたいな人。

一人で全て作るのであれば「すごい才能」ではあるが、チームで制作となると破綻してくる。

「いい作品を作るためには、どれだけ人が壊れてもしょうがない。」

こう考えるクリエーターは知ってるだけでも山ほどいる。

というか、これに疑問を感じる人間制作を続けられない。

自分自身業界パワハラ気質辟易してやめたので、よくわかる。

で、長年「いい作品のためには人が死んでもいい」を繰り返すと価値観がぶっ壊れる人が出てくる。

いじめっ子が遊び半分で人を壊すように、壊すことへのハードルが下がった人間は、

空気を吸うように人を他害する。大体ターゲットになるのは若くて弱い立場人間

アシスタント見習い映像監督新人俳優

俺と寝たら映画に出してやるとキム・ギドクは言ったらしいが、

おそらく本気でこう思っている。

SEXしてでも役を掴むという強い思いを持て」と。

そして、自分はそのための試金石であると。

世間が称賛し、賞を与えるので、そうした醜聞を周りは隠す。

「嫌ならやめればいい」「自分責任でやったんでしょ」と、

被害者の声をつぶし、被害者も異常な日常に追い込まれているうちに洗脳されていく。

洗脳された人間が順応し歳を取り上に立つと、また同じようにパワハラ/セクハラ再生産していく。

体育系の部活動の連綿と続く下級生いじめの構図と同じだ。

制作時にパワハラセクハラが行われて作られた作品評価すべきではない。

そういう行為をしたクリエーター刑事罰に問われる必要がある。

若い人たちには録音や録画などで自衛する手段を身につけてほしいと願っている。

  • どこの業界も、「俺TUEEEEEのためなら人が死んでもいい」って奴はいるよな。

  • それな。「良いものを作る」というクリエイティブの理想を盾にしてチームのリソースや人のやりがいを際限なく搾取してくる奴はどこにでもいる。そういう奴が率いるチームの成果物...

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