2020-12-06

真面目な話をしていた人が途中から自分の自慢話を始める現象に名前をつけたい

わりと以前から社会学とか心理学とか政治学とか主にジャーナリズムビジネス系の実用書を読んでいると、前半部分はそれなりに統計とか理論的な分析とかで納得できる話が書いてあるのに、だいたい半分を過ぎたあたりから突然著者の自慢話になることが多いなと思ってた。

目次だけを見ると一冊全部きちんとまとめているようなのに、どうも後半部分が面白くない。個人主観というか間接的に直接的に自慢話が多くなっているなといういやーな感じがしてくる。

とはいえ一冊全て同じ調子で書くのは難しいのかもなと思ってそれほど気にしてはいなかったのだが、ここ最近になって同じような匂いを感じるジャンルを見つけた。

マンガという媒体を使って子育て夫婦生活を赤裸々に描く系の話だ。

最初のうちは子育てあるある夫婦のすれ違いあるあるでそこそこ面白いことを書いている人も、なぜだか途中から急に過去学歴だとか恋愛遍歴の多さだとか、愚痴を言いつつ旦那の稼ぎが良さそうなことを匂わせてきたり、家族海外(人気のあるヨーロッパの国が多い)赴任したとかそういう話題を入れてくる。

そうなると最初の頃の「あるある」はどこへやら、書いてる作者が自分で「あんたらとは違うんだよ」と言っているかのように思えてきてまたいやーな感じがしてくる。

どちらも実体験をもとにそこから多くの人に共通する話題コンテンツとしているところに特徴があるが、途中から急に自慢したくなってしまうこの現象になにか名前はないものか。

  • 作者が本当に読ませたいのは後半の自慢話であって前半の共感出来る話は客寄せってだけじゃ

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