2020-11-24

しわあせ

山田芳裕の『しわあせ』という漫画を読んだ。

1991年出版された、2030年未来を描いたSF漫画

この漫画主人公は、80年代バブル時代を生きた老人。

老いても人一倍オシャレに気を使い、カッコ良くあろうとするコピーライター

一方、2030年人間はみな性格が良く、服装無頓着で見栄を張ろうとしない。

良い服を着て競い合うのは老人だけ、ダンスクラブに入り浸るのも老人、バイクを乗り回すのも老人。

若者性格が良いので老人達趣味を褒めてくれるが、本当のところの価値理解しているようには見えない。

そんな何もかもがお利口さんになってしまった社会主人公は精一杯反抗しようとするが...という話。

  • 最終回の「ばあさん」の思い出話が好き。 バブル真っ盛りのイケイケの若者の話で、読んだときはまだ現代の話だったはずなのにすごく懐かしくて切ない

    • 貴方たち、リアルお友達でしょう。あるいは夫婦かな。 いつも仲良しですよねー♥

  • バブルがそんなに羨ましいのかな。 遊んでいた人ばかりとか思ってますかね?目の敵にするのやめません?自分たちの年代で優しく生きて行かれたらどうですか。

    • 読んでみ? そんな世代対立の話じゃなくて、青春時代の価値観が歴史になってしまった世代が精一杯意地張る姿を描いた作品だから。 ポイントは「自分が老人になるなんて考えてもいな...

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