2020-11-12

筆を折った話

ただの嫉妬に狂った同人女の話。

私は同人活動をしていた。

それなりに大きなジャンルで数年本を出し続けていた。日常ツイメインなので他の絵描きと比べるとTwitterフォロワーは少なかったがありがたいことに固定ファンもいてジャンル規模はカプで中堅程度。書き手何人かと繋がって楽しく同人活動をしてた。

筆を折った原因のイベント新刊前評判は上々で、いつも通り刷っていつも通りの数を刷っていつも通り搬入数で申請した。

隣はこれまで温泉で、今回初参加のサークルだった。この時点で若干苛立ちを覚えた。その初参加サークルの方が配置が良かったからだ。

この温泉存在は知っていたが、比較最近カプに来て、絵はまあまあ上手くてたまにRTで絵が流れてくるくらいの認識だった。

気になってこの時初めて彼女Twitterを見て何故今回の配置か分かった。自分10倍以上のフォロワーがいた。

壁打ちでカプ内で大した交流してるとも思えないし、二次創作自体初めてのようで前ジャンルからファンを引き連れて来たようにも見えない。

正直彼女画力に見合わないフォロワー数だと思った。

私の方が絵が上手いなと思った。

いくつか絵を見てみた。やはり大して上手くない。漫画も読んでみた。数ページの漫画しか上げてないが話が上手いとも思えない。

今まで同カプツイ大手がオンで爆死しておるのを何回も見ていたし、まあ今回もそうだなと思った。所詮タダで楽しめるから集まってきたフォロワーだろう。

イベント当日、彼女サークルは当日大人気だった。開始前から列ができていた。手紙も何通ももらっていた。ファンと名乗る人が何人も熱いラブコールを受けていた。

壁打ちで一人参加だしコミュ障なんだろうと思ってたら、ハキハ笑顔で卒なく対応している彼女を見て死にたくなった。

自分のスペは普段より人が来なかった。隣はおそらく自分のスペの数十倍の人が来てた。こちらは搬入箱数と同数搬出する程度の爆死だ。

ただただ悔しかった。人が少なすぎて、告知時点で楽しみだと言っていたファン自分のスペより隣の列に先に並んでいたのも気づいてしまった。帰りの電車でカプ名で検索したら、隣のサークルの本が買いたいから参加したという海鮮ツイートがあった。

隣のサークルは何一つも悪いところなんてなかったけど、とにかくやるせなかった。数年頑張ってきた自分ってなんだったんだろうと思った。

家の帰ってイベントのお礼と撤退する旨をツイートした。

同人も辞めたしそれから絵も漫画も書いてない。

  • 本当にあなたの方がうまかったら売れるはずとかいう奴湧きそう。 いいものでもマーケティングうまくいってなかったら売れないよね。

    • 二次創作同人誌に良し悪しとか言われても… 正直女性向け二次創作での人気は作家の実力よりキャラとカップリングの人気ありきでしょ?

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