2020-11-01

2020年渋谷ハロウィンを見て

報道や各種メディア個人が様々な媒体で伝えているこのイベントに対して、私個人のごく私的見解など、どうしようもない話の一部になるのだろうけれど、今年の事を書いてみる。

2020年4月9日イギリスNESTA(科学技術芸術国家基金)に掲載された記事タイトルは、「”平常に戻る”事はない」だった。タイトルの後、序文はこう続く。

パンデミック世界永久に、そして根本から変えるだろう。例えば、各国が今後数か月でCOVID-19の蔓延抑制できたとしても、政治的経済的社会的技術的、法的、環境的な影響が何十年も続くことになるだろう。」

今は、今年の初めまでいつものように繰り返していた生活様式から、全く変わった世界に居る事が、まだ実感できておらず、また、そのうち元に戻るだろうという淡く楽観的な期待を持っている時期なのだろうか。

・今年の渋谷

1020代が中心、2014年ぐらいの人手、100人に5人程が仮装をする。しかし今年は残りの95人こそが主体だったと思う。

マスク沈黙の行進

18時程から23時まで、仮装している人と写真を撮る訳でもない、現地に居る他の人と盛り上がる訳でもない、マスクを付けた多くの人たちが、

センター街を延々と入れ替わり行進している、盛り上がっているわけでもない、話をしているわけでもない、ただ延々と周りを見渡しながら歩いている。

このような世情で純粋に娯楽を楽しめるような状況ではないので、過去の経緯とはなんら関係のない、主張や抵抗が出てくるものとは思っていたが、

これは若者によるデモ行進であった。

若者は今年も同じように楽しみに来ているのだという誤解、そして軽視

コロナ禍で受けるようになった多数派の成人社会から同調圧力。抗議もできず、あなたの為、共同体の為との説明のみで、一方的生活様式を変更させられた環境

若者に対する教育サービスを維持させることに重点が置かれ、自由休日の過ごし方や、様々な活動を通じ社会と融和していく接点は全く考慮だにされない現状。

そして、「来ないでくれ」と区長から予告され、大臣自粛を述べるイベントに行くことが、周囲からどのように見られるかが分からないわけではない。

それでも現地に行き、個人では抗しきれない数多くのレンズや、文字による暴力から私を守る為に、仮装をせず顔はマスクで隠れた。

恐らく、ひとりひとりに尋ねると、明確な意思で来ているわけではないと答えるのだろう。多数決を取ると必ず潰される高齢化社会の中、滅多に見られない若者群衆において、

沈黙と行進が延々と続いていた。

  • 今年の天神とか名古屋のハロウィーンを見ろよ ハロウィーンは東京だけじゃない

  • 毎年仮装もせず見るだけだったキョロ充が今年も何も考えずに来ただけだぞ

  • 文章から漂う加齢臭とエアプ臭が半端ない。おまえ15分とライブカメラすら見てないだろ

  • 何言ってんだ? きてみたけど何もやってないから、ウロウロして帰っただけだろ

  • 報道では深夜から酒入って騒がしくなった集団が出たみたいだけど

  • 報道では深夜から酒入って騒がしくなった集団が出たみたいだけど

  • 道頓堀もすごかったらしいね、、

  • 自粛したのはワカモノで、出てきたのはバカモノだっておっさんは言ってたね

  • 1度目は悲劇として、2度目はパロウィンとして

  • YouTubeに動画がいくつもあるから

  • 2020年の渋谷エグゾーダスを見てえ

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