働ける人が怠けることは何人たりとも許されない、という考え方はマルクス主義の革命家であるエルネスト・ゲバラもそう主張していたように思想の右左を問わないものであって、その考え方自体にも一理はあると思う。
ただ、
>そういう雰囲気や理屈を社会に蔓延させて、ベーカムに反対する人を空気で抑え込もうとしているいつものパヨクのやり方。
というような解像度で政策の議論をしよう、というのは少々無理があると思う。
確かに大衆煽動に徹して○○運動を散々やってきた左派勢力、と言われても仕方ないことをやってきたのが日本の左派勢力ではあるとは思うのだけど、
「左翼は詭弁で社会の雰囲気を操って、空気で反対勢力を抑え込もうとしている。それに保守勢力は正しい理論で対抗をしているのだ」
というテーマに対して、「保守勢力はベーシックインカムに反対している!よって賛成派は詭弁を弄する左翼だ!」
という結論になってしまい、その政策に対してどう思うか、という議論がさっぱり出来なくなってしまう。
あるいは今回の話題でベーシックインカムを導入しようと言っているのはそもそも自民党に近い(というか小泉純一郎内閣時代の閣僚であった)竹中平蔵氏であるのだから、ではベーシックインカムは正しい理論であり、反対派は詭弁を弄する左派勢力だ!という話になってしまわないだろうか。