2020-08-27

Vtuber界隈は芸能界に近い

自分スパチャ投げやメンバー登録したことない無料視聴勢。

Vtuberは2年ほど前からほぼ毎日欠かさず、さまざまな配信を見続けている。

推しは多いが、ガチ恋勢ではない。でもてぇてぇはてぇてぇ。

最近Vtuberキャバクラ」言説が賛否両論、物議を醸しているが、

個人的にはこの説はしっくりこない。

というのも自分キャバクラに数軒行ったことあるが、特に楽しみを見いだせなかったからだ。

なぜか。

それは、キャバクラ双方向コミュニケーションを楽しむ場だからである

会話する以上当たり前だが、あちらが話したらこちらが返す必要がある。

コミュニケーションを楽しむには、自分も返答を工夫して場を盛り上げていくことが大事なのだ

会話するときいちいち気の利いた返答を返そうとする自分には、

気遣いしなければならない」場所のように感じられ、居心地の悪さを感じたのだった。

ただ「キャバクラの人気嬢は聞き上手」ともよく聞く。

この場合は、ほぼ一方的コミュニケーションである。客主体の。

嬢がテクニックを駆使して、客が楽しく話を続けられるような環境提供し、対価を得るというわけだ。

まとめると一般キャバクラの楽しさとは、双方向ないし客主体コミュニケーションと思われる。

一方でVtuber

高額スパチャは置いといて、基本的には視聴者(=客)は与えられたコンテンツを楽しむ受け手である

演者が話す内容、歌、ゲームプレイング、会話のプロレスを見て、ゲラゲラにへらにへらと笑って楽しむわけである

まりこの構図は、先の話でいえば演者主体一方的コミュニケーションになるのではないか

もちろん、コメントスパチャは大きな例外となる。

コメントからミームは生まれスパチャ読みから思わぬ話題に広がることは珍しくない。

これら抜きではV文化を語ることはできないのは間違いない。

しかしそれでも、自分の思うVtuberの楽しみ方はあくま受け手として楽しむことである

リスナー演者ではない。出過ぎるリスナー敬遠される。配信者の作る空気を壊すものとして。

思うにこのコミュニケーションのあり方はまんま、テレビ文化である

Vtuber芸能人視聴者視聴者。(あたりまえ)

テレビだって視聴者コンテンツの一部になる機会は決して珍しくない。つまり必ずしも一方的ではない。

そしてVtuberの主たる楽しみ方は演者うしの関係性を楽しむことである

これも芸能人の共演と相似関係にある。どちらもプロレスもあればてぇてぇもあるし、ガチ不仲共演NGもある。

これほど明らかにVtuber文化テレビ視聴文化構造を同じくしているにもかかわらず、

その文化の一部分、「高額スパチャ」だけのイメージに引っ張られ

あげくキャバクラと紐づけて論じられるのは、こじつけのようでかなり異常である

中にはもちろん悪い意味でのキャバクラ的な楽しみ方をしている人もいるだろう。

金を積み、サービスをほしいままにし、自己顕示欲を満たすことに余念がない。

ただこれは少数派であるという認識はもっておくべきである

こういう自尊心の高い高慢リスナー冷遇されるし、何よりこんな空気感の界隈なら自分はとっくにサヨナラしている。

大半は普通凡庸、可もなく不可もなく、銭投げたり投げなかったりの温度で生きているのである別にVtuber界隈に限らない。

Vtuberを見ない人は、Vtuberに何を見出しているのだろう。

何の価値もないもの時間無駄金を費やしている馬鹿どもが。とでも思っているのだろうか。

そのような無価値どころか有害偏見に少しでも自覚があるなら、クリック数回で試しに見てみればいい。

刺さる所がなかったのなら他人趣味に口は出さない方がいい。

コンテンツがつまらない」のではなく、「あなたには楽しみ方がわからなかった」だけでしかないのだから

面白さがわかるようになったなら、「絵畜生に何を興じている」と後ろ指を指されても全く問題ない。

なんたって、これがバーチャルYouTuberなんだよなぁ。

  • だから、コンテンツそのものじゃなくて高額スパチャを投げまくる構造がキャバクラやホスト要素が強いんだって言ってるじゃん

  • キャバクラかとかどうでも良くて アニメ絵にブヒブヒ言ってるようなキモオタが冷遇されてる、それだけだぞ

  • 今のVtuber界はTVが普及し始めた頃の芸能界に似てるんだろうなって思う(自分は生まれてないけど)

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