2020-08-12

限界集落ジャンルにハマった同人女の話

私は往年の同人女で、好きになった作品カップリングがあると主に同人誌を出したりなどして感情昇華してきた。

そして今、某マイナーソシャゲにハマっていて、日々ファンアートなど描いたりして暮らしている。ソシャゲにハマったのは初めてのことだ。コロナ禍ということもあり、在宅の毎日ゲームをやりながら楽しく過ごしている。

しかし、本当にこのジャンル限界集落なんだなぁ、と感じてならないのだ。



マイナーカプやマイナー作品ジャンルには以前もハマったことがあるのだが、今回は辛いとか寂しいという以前に、「作品を知ってる人」を探すことがまず難しい現状がやばい配信中のソシャゲなのにアクティブがいる気がしないのもやばい運営にあまりやる気が見られないのもやばい



正直に言えば、始める時にも、このゲームは即サービス終了するだろうな、と思っていた。

ただ盲点はめちゃくちゃ自分がこのゲームにハマってしまったということだ。まぁ、死ぬ時まで遊ぼうと最初から決めて始めているので、人のいないことへの寂しさはあれど、わかりきった状況ではある。

悲しいことに「好き」は理屈ではないのだ。



そんな中で、とあるキャラとカプにハマっている。BLである



本当にハマっているのは自分1人、描いてるのも自分1人状態だ。



実は人生でハマってるのが自分だけカプは初めてではない。まだSNSがなかった時代には、「これだ!!!」と思ったカプでどんどん本を出していたことがあるのだ。HP宣伝するくらいしかツールもなかったけどあの密度高いパッションはなかなか楽しかった。


ただ世の中は当時と全然違う。Twitterpixivと色んなツールがある。今年になってから毎日のように自カプでSNS検索するけどカケラも見つからない。

引っかかるのは自分のうわごとだけだ。サービス中のソシャゲなので最初は信じられなかったが、ああ、これは本当にないのだな、と気づくまでに2ヶ月かかった。一個前にハマったカプがpixivタグ5000超えだったのでギャップの凄まじさを感じた。




ところで、オンリーワンジャンルやカプの人間自虐的ぼっちだぜ!と言うのは簡単だ。

しかし、1人だと言うのは、言うなれば雪原に最初足跡をつけ放題状態なので、正直結構楽しいジャンルの現状から言って、元々の人に読んでもらいたい欲求もはなから期待も薄いので、好き勝手し放題である。むしろ描くことで世界に自カプが増えることが嬉しくなってしまう。

ちなみに自ジャンルは誰と組ませても大体オンリーワンカプになってしまう。限界集落なのでそもそもBLを嗜むオタク絶滅危惧種だ。



自分場合絵描き友達が多いので、説明ののち自カプを描いてもらったりなどして、見たい欲求への飢えを凌いだりもしている。友達のみんな本当にありがとう。ただ本当に限界集落なので積極的他人をはめようとは思っていない(人がいなすぎてハマったら辛いと思うので)。友達たちは1人狂った私の姿を見て楽しんでくれているようなので、周囲は優しさに溢れていると感じている。




2020.8現在まだゲームサービス終了していない。



万が一にも今後新規参入するオタクが現れた時に、自カプが大手カプに見えるように

この夏は在宅の有り余る時間をせっせとソシャゲイベントに参加しつつ、二次創作をすることにあてたいと思う。

  • うん   ち

  • 本当の限界集落ゲーは決まった曜日時刻にしかアクティブがおらず、見たことがあるアカウントしか人を見ない

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